2018年4月3日火曜日

二人一役の真意。

2018年4月3日 そよ風ペダル 担当:梶川

毎回アップの最後に一声合わせていますが、ここ最近はお休みの方もいて人数が少なく合いにくいなという印象でしたが、今日は気持ちよく合いました。
さて、追加脚本ありまして、同じ役が退場して戻ってきたら別の人になっているということに関して触れているセリフが出てきました。
としつつ、稽古自体は追加シーンを一度確認したあとここまでの上演時間を知るためにも最初から通しての稽古となりました。
通し後には感想とともに、やはり一役二人のことについて。
別人だと思っていた役柄が実は繋がっていて、でも人は違いつまりはビジュアルが違う。
そこには演劇の嘘が作用しています。
それは演劇のルールと言い換えてもいいと思いますが、そのルールもラストに向けてだんだんと複雑になっていきそうです。
この複雑さがお客様にとってどのように受け止められるか。
そこは一種の実験として、しかし役者さんに求められるのはそこではないと。
そこは脚本家であり演出家の筒井さんの範疇で。
みなさんは脚本の中にあるユーモア、コント性を
表現すること。
つまりはお客様を笑わせること。
高いハードルですね。
作り込んでいきましょう。