2018年4月20日金曜日

キャラクターと関係性

419 WakuWaku 担当 土井
久しぶりに全員が揃いました。
「しりとり」では、順番が不規則になり難しさ倍増。言葉を準備せず瞬発力で反応するように。
ハミングで身体の振動を感じる事から発声練習が始まります。最後に腹筋を使いスタッカートで鋭い発声を。発声練習はひとつずつ目的を確認しながらやる事が大切です。今年は普通に喋っている声が客席に届くことを公演までの目的に。ある程度の負荷をかけることも必要です。

今日は2組に分かれ即興の作品を作りました。
舞台は中学校の教師が集まる部屋。約束は「人の出入りを作ること」です。

最初のグループは学内禁煙なのに煙草を吸う先生がいて、掃除のおばちゃんや音楽の先生が彼女に絡みます。
もう一つは問題児の山田くんを巡って4人の教師達が議論します。
5分程度の予定でしたが双方共10分以上になりました。
終わってから、振り返りと意見交換を行い、次週に引き継ぎぐことに。
それぞれのキャラクターをはっきりさせる事で関係性が出てきます。各教師に教育方針や考え方が必ずあるはず。補導されたという情報に心が動くと、舞台の空気も変わります。
来週、完成度を高め、他に全員登場する場面も作ります。その場面では煙草も絡めて、山田くんの処分について話し合うことになりました。それぞれが考えてきて意見を摺り合わせましょう。