2018年3月27日火曜日

あえてのステレオタイプ演技。

2018年3月27日 恍惚一座 担当:梶川

今日は人物相関図と脚本2ページ分。
主人公は老人介護施設で歌唱レクのボランティアをしていると。
追加脚本はそのレクなどの施設の模様が描かれています。
同じ人が老人と施設職員のどちらも演じます。
一人複数役を演じる脚本となりますので、それがどうやったらわかりやすくできるかを今日の稽古では試しました。
演じ分けるという意味でも老人の演技をステレオタイプの腰の曲がって杖をついたいわゆる記号としての老人としてわかりやすく表現します。
ステレオタイプということで、なんだか肩肘張らず演じられるので皆さん楽しそうです。
そして楽しそうなのが出てシーンとして面白い。
いつもなら日常会話であるとかリアルであるとかを目指して演技しているわけですが、こういうのもアリだなと。
つまりはこのような演技を許容できるのが今回の作品の一つの特色かもしれません。
そして今週までのシーンをむりやりつなげて(本当は思いつくままに書かれているのでつながらないのですが)通してみました。
稽古の中で出てくるみんなでの雑談なんかにも創作のネタは転がっていて。
少しずつ少しずつ作品のためフレームができあがっています。