2018年3月23日金曜日

相手の反応から生まれる関係性

322 WakuWaku 担当 土井
参加者が少なかった事もあり、「自分について、どう人から言われるか?」についてフリートーキングする事から始まりました。自分が思っている自分と違う感想を人は持っていたりしますよね。又、家族の思いから、家独自の方法や雰囲気が感じられます。

発声練習の後、「職員室の場面」を即興で作ります。
ここでもまず車座で職員室のイメージをフリートーキング。生徒にとっては入り難い場所でした。

エチュードはふたり組で「ある生徒のことで悩む先生が別の先生にそれを打ち明け、話しあう」という設定です。
あまり多くを決めず喋りながらイメージを固めていきます。
1回目は対応の仕方は自由、
2回目では、第一グループには「相手を安心させる」
第二グループには「相手に反論する」というミッションが出ました。

相手の対応により、ふたりの「関係」が作られて行きます。

対話というのは内容よりも相槌や声色が重要な事が多いのです。「大丈夫」といわれても重い声では相手の心配は続きます。あまり軽すぎるのもなんですが、安心させる為には言葉の内容よりも大切なものがあるようです。

意見が対立する場合、対立させる理由をあれこれ作ります。
どんな情報が反論し難いでしょうか?絶対的な情報であっても尚且つ反論できるでしょうか?これがトンデモない反論ほど、コメディになりますね。深刻な場面では怒りを感じます。

生徒の話から発展して論点が先生本人の事になり、2人の関係性が変化しパワーの違いが生まれてきます。

エチュードを通して演劇と日常の会話の共通点を感じます。