2018年3月16日金曜日

再登場で変わる立場

315 WakuWaku 担当 土井
リズミカルな尻取りゲーム、そして発声練習をしたあと、前半は「ある人について2人で語りあう」即興を。
一方の意見に他方が同意するだけでなく、お互いに具体的なエピソードを出して「ある人」についての情報を膨らませていきます。
私達日本人はなかなか相手のいう事を否定できないようで、どうしても情報がすり合わされていってしまいがちです。
それぞれの視点、思いを明確にし、見ている人が背景を想像できるような「ある人」を作りたいものです。

後半は同じ組み合わせで「ステータスの逆転」を。1人が途中ではけ、再登場する時、何か情報をもってくる事でステータスが逆転するというルールです。抑えるべきポイントは、前半どちらが上かよくわかること。
一旦外に出て戻ってくる事によって、それまで舞台になかった情報がもたらされ、状況が一変します。
多くの演劇でこの作用が起こります。前回の作品の栞の再登場はまさにそうでしたね。



勉強をしているはずの息子がゲームをしているので母親に叱られますが・・・。



スーパーで店員(警備員)はお客が万引きしたと疑いますが・・・。