2017年12月15日金曜日

自然に湧き上がってくるイメージを拡げていく

12月14日 Wakuwaku 担当 土井

「苦手!」な身体の動きに挑戦。
右腕三方向、左腕二方向で上げ下げしながら、脚を横に開閉、左右縦に開閉する。これを8カウントまでスムーズにやれるよう練習し、年明けに発表していただきます。(お正月の運動に是非!)



今日は、表現しなければならない強迫観念から解き放たれ、ひとり、言葉のない時間を過ごします。
何も決めず、浮かび上がってくるものを待ちます。そして動きます。浮かび当たったものを見せようとはせず感じたままに動いて下さい。後で人が感じた事と比べてみるのも楽しいですね。



次に2人で同じことをします。舞台には何もありません。2人は見知らぬ同士。2人で相談せず、言葉を使わず、意思疎通は無くていいのです。相手を見て、相手との関係性で自分も何か感じて動きも変わっていきます。

雨宿りしている人と山に登り景色を眺めている人
どこか噛み合わない視線が却って面白いですね。
机や椅子がないと屋外になり易いのかもしれません。初めのイメージに固執せず動きましょう。

美術館にいる人とハローワークにいる人
相手をどう感じていましたか?話しかけたそうでしたね。

広い広い草原にいる人、後ろについて来られたので鬼ごっこしているイメージを感じたそうです。
もう一人は京都三条の人気のスイーツ店で並んでいますが、童心に還って男の子を従えようとしている自分を思います。相手との関係性で自分が抱くイメージが変化していくのがよくわかります。



言葉を入れていいとしたら、どんな言葉がくるでしょうか。
頭から決めず、動いているうちに自分の中に沸き上がるイメージを拡げていきます。
自分のイメージ通りにならない相手を裁かず、相手に影響をうけて自分のイメージをスライドさせ、
起こった事を受け入れる事が重要です。