2017年10月6日金曜日

一進一退

105 WakuWaku 担当 土井
今日は音響さん、照明さんが来られ、衣装を着けての通しです。

通しの前に、変更箇所を抜き稽古。
亜希と好美の夜中の会話に台詞が追加されました。暗闇の中で佇む亜希、動きにも変化が。

そしてクリスマスパーティーでの菊江と竜二の会話にも台詞が追加しました。菊江は竜二の捨てた紙屑を拾います。作業の手を止めて、物思いに耽り、それまでの会話との雰囲気の違いを出します。

155分より通しを開始し16時32分終了。
「一進一退」です。
芝居のむずかしくもあり面白くもあるところ、一度出来た事をしっかりと身につける為、個々人で台本を読み確認しましょう。其々のキャラクターについては、今日も同じ事を言われました。なかなか言われる通りには出来ないかもしれませんが、常に意識する事は大事です。

衣装は、1975年の場面は学生らしいものを、という指示がありました。(ちょっと楽しみです!)
皆さん台詞の無いところでシーンを繋げることができるようになって来ています。

田所は、動作と台詞がスムーズに両立するよう更に頑張りましょう。難しい「間」、心の中では何が起こっているでしょう?

竜二、自分の目的を達成したいという感情を表して下さい。

貞子は菊江が倒れたことに反応して動きます。
縁子はお茶のセットをはけることになりました。

同窓会の3人。明るく、動作はよりわかりやすく。今日はスーパーの袋が多くテーブルの上の手の動きなど見えにくかったですね。

遠藤、役人らしさがよく出ていました。栞の間合いも良かったです。

バックの笑い声は、一瞬の沈黙を効かせた後にしましょう。

貞子、栞への叱りには、強い意志があります。

夜の声での会話。けれどしっかりと届く声です。
亜希は人が期待する自分のイメージに応えられません。

クリスマス、栞は過剰にハイな状態で作業しています。
菊江は歌わず、そして時々台詞が暗くならないよう。

貞子は、ただならない状況を好美を呼びに行かせる一言で表します。

亜希の叫びは女性らしい声になりました。
貞子、ひざまづく動作、大変ですが宜しくです。

亜希の泣きが少し落ち着いた後の遠藤の台詞。学生と遠藤との感情の押し引きがあります。
亜希を引き止めたい竜二の台詞。
自分の意思をやっと言おうとする縁子を遮断する菊江。

ラスト。皆の退場を縁子はゆっくり見送ってから、携帯を取り出します。
栞は竜二の近くに寄ります。
縁子の台詞を待たず、皆は集団で帰ります。希望に向かって。