2017年6月9日金曜日

輪郭を掴む

6月8日 WakuWaku 担当 土井
「立って座る」ゲームでウォーミングアップを。すんなりと成功。人の気配を読めるようになってきたという事でしょうか。

発声の後は、最初から通しで立ち稽古を。時間内で全部を通す事が出来ました。全体像、輪郭を掴めたでしょうか?読むだけではよくわからなかった空気感、時間が行き来する感じが、見ていてよくわかりました。
袖から登場し、部屋に入って来るまでの、「架空の壁」の後ろでの芝居が多いことにも気が付きました。
205号室の机や椅子は大きくて重いので、動きにくかったかもしれません。

42年という、隔たりのある時間が行き来しますが、心は引き継いでいきます。その時の気持を残したままで、どちらの時代かは台詞で分かればいいのです。時間の隔たりが気にならないで、一本の芝居として見えてくる気がします。


多くの人が登場している場面では、台詞を当てる先をしっかり把握し、今日の立ち位置を確認しておいてください。で、変更があればどんどん対応しましょう。座り方にもバリエーションがあります。自分だけでなく後ろに座る人が見える事も考えます。
それにしても、初めての立ち稽古ながら、栞と浩子の絡み、迫力がありました!