2017年6月6日火曜日

臨場感のある会話。

6月6日 そよ風ペダル 担当:梶川

動きのない会話メインのシーンが追加されました。
誤魔化しなく、やりとりで面白みを作らねばなりません。
では会話のやりとりを面白くするということはどういうことでしょう。
一種の音楽だということが言えるかもしれません。
会話していて楽しい人とそうでない人というのがいると思います。
もちろん話している内容というのもあるのかもしれませんが、その人の話し方というのも大きく影響すると思います。
例えば方言のことを考えたときに、そこには音の質の違いというのがあります。
同じ内容が方言により言葉が違うとして、音としての発され方も違う印象を受けます。
外国語ならばいわんやおや。
同じに会話でも日本語と英語では意味内容はさておき音としても違います。
いろんな音が出せればいいという事でもないんですが、だとしても普段の会話くらいには柔軟にやりとりができないことには面白みを生み出すのは難しいのではないかと。
舞台の演技として体が緊張するのは、まず邪魔になります。
そんなことを思いながら、筒井さんの指摘として賑やかしの声は入れてくださいというのがあり。
脚本にはないけれど、誰かの発言に対してみんなが同意などから反応して自然と盛り上がりうまれるような賑やかさ。
それにより臨場感が増すということでした。
例えばこの臨場感ということ。
場に臨む感じ。
普通の会話を演じるとしても、臨場感があるかどうかが問われているのかもしれません。