2017年2月4日土曜日

産みの苦しみ・・・

22 WakuWaku 担当 土井

今日はセッちゃんのご友人が見学されました。見学だけとの事でしたが、ウォーミングアップ「ビン、バン、ボイーン」で一緒に身体を動かして頂きました。

その後はすぐに台本についての話合いに入ります。初めに先生より、この台本についてのタイムスケジュールの変更が述べられました。32日に台詞も覚えて発表するのでなく、まずはそのころまでに「皆の台本」を形にして動けるようになる事、その後もこの台本を継続しようという事になればする、という事になりました。そして、上演時間「10分」は目安だとしても、縮める作業の大事さも鑑み、10分で表現できる事を考えようという事になりました。




先週の稽古後のミーティングで配役はくじ引きで決めようという事になりました。今回は、マダムの書いた台本を原案に、ヒロちゃんがラスト3頁を書き直した台本を持って来ました。また美沙さんは、大きくは変わらないがカットしてもいいと思える箇所をカットした案を提案されました。あきちゃんはヒロインが皆を集めた理由についての案を出されました。思い込みのあるそれぞれの役についての情報を全部語るのではなく、さりげない台詞のなかにポロッと入れたいものです。

原案では先生と夢子の交際に意義を唱えた6人が校長室に殴り込みをかけるという事だったのですが、ヒロちゃん案はクラス劇を禁止した学校側に対して夢子含め7人が教室に立て篭ります。そして先生と夢子はその後会う事もなくそれぞれの道を歩み、30年ぶりに会ったという事になります。

アキちゃん案・・・夢子が皆を招集した理由はこうです。
先生とおつきあいしていたというのは自分の作り事だった、ところがその嘘が独り歩きし噂になり先生が辞める事になってしまった、それを皆に謝りたくて集まってもらったと。

ミサさん案は、先生が「皆への恨みは自分が背負うから君は元気に生きていってほしい」といって亡くなったことで、夢子は皆を許し再生するという結末になります。全体を短くするため、詳しい理由や景子の役柄(女王様」や広(アッシー)との関係などは省略されています。



集まる理由は必要だが、60歳になったら昔の事は「そんな事もあったかな?」程度になるという意見や、皆に会い一旦は過去を振り返るが「いま」に戻る理由を選ぶという意見。

先生よりそれぞれの案でイマジネーションは膨らみ、すべての案に可能性がある、言葉はしに囚われないように、とアドバイスがありました。



夢子が皆を集めて言いたかったのは先生からの伝言?皆への謝罪?皆を許し再生を誓う為?その他?

夢子と若杉の設定は?
夢子の話から学生時代に戻った皆が、話の後すぐに解散するのではなく本当に同窓会の準備をやろうという事になったらいいなと思いました。

夢子がどんな思いで皆を集め、出てきたか、かつてどんな事件があったのかを来週はしっかりとまとめましょう。