2017年2月7日火曜日

最後のページに刻まれる自分。

2月7日 そよ風ペダル 担当:梶川

最後のページの創作が続きます。
今日はペアのパフォーマンスごとに筒井さんからのコメントや演出が入ります。
その中でもおそらく重要であることは「舞台にいる人が、見たい」という事ではないでしょうか。
最後のページを読んでのインタビューという形式があって、その読んだ文章から始まるのでそれがどんなお話なのかということになります。
しかしそんなやりとりを通して見えてきたいのは、その読んだ作品の事ではなくて、今その舞台にいる人についてです。
そんなことを考えた時にビブリオバトルというのが頭をよぎります。
ビブリオバトルについては下記をクリックしていただければ公式HPを見ることができます。






数人の発表者が好きな本をプレゼンしあって、それを聞いていた人も含めて投票をおこない一番読みたい「チャンプ本」を決めるというもの。


今回のパフォーマンスも見ようによっては、本が主軸のように思えます。
それをどうやって人を主軸にしていくか。
それは例えばプレゼンスキルとは違うように感じます。
うまく本を紹介する事と、紹介者の人となりに面白みを感じることは違いますから。
うまく話をまとめられていませんが、似ているところのあるビブリオバトルと比較することによって今回のパフォーマンスの本質をつかむヒントがあるように思います。
前提として本の選択基準が人に薦めたいかと自分の人生の最後に読んで満足できるかです。
つまりは最初からパフォーマンスはその発言者の人となりにフォーカスされているのではないでしょうか。
これからインタビューでの質問を決めていくわけですが、いかにすればその発言者のおかしみが見えてくるのかが問われるのでしょう。
例えばそれは、脚本のあるお芝居をするの時にどうすればその役柄が魅力的になるかにも通じていくはずです。
大きなストーリーや事件はありませんが、そこには魅力的なキャラクターがいます。

2月28日(火)の稽古で最後のページのパフォーマンスを発表します。
どなたでもご覧いただけます。
稽古場である富田ふれあい文化センターの大ホールで14時~16時のあいだにおこないます。
15時くらいから始まるでしょうか。
ぜひお越しください。