2017年12月26日火曜日

普通の人と初対面。

2017年12月26日 そよ風ペダル 担当:梶川

先週に引き続き次回公演の脚本稽古です。
4ページ分配布されました。
そして二人芝居から三人芝居に発展しました。
二人のときは対等な初対面の二人でしたが、3人目が大きなボケを持ってきて、ツッコミと信じる普通の人とキャラクターに色合いが見えてきます。
お笑いの中での普通の人って案外大事です。
物差しになりますから。
ボケがどれだけなのかを指ししめ際立たせるために。
ものの大きさを知らしめるために横にマッチ箱なんかを置いたりします。
誰でも大きさが想像のつくものを置くことで大きさがわかる。
誰でも想像のつく普通の人を置くことでボケの面白さ異常さがわかるということです。
その色合いがあるとして、全体としては全員が初対面であるということ。
テンポではなく間でおかしみを表現するとして、この初対面感が間を呼びおかしみを連れてくるように感じます。
といってもまだ物語は始まったばかり。
会議は始まりませんしみんな揃っていません。
年明けの追加ページを待ちましょう。

最初のお客さま。

2017年12月26日 恍惚一座 担当:梶川

今日は2場→3場→1場の順に稽古を進めます。
その場に登場してない人は必然、客席から見ていることになります。
演出と同じ目線で作品を見る機会になていくわけですが。
自分ならばそこでの演技をどう演じるか考えるということですが。
もう一つ客席から見ながらのこととして、演出家つまり今回で言えば高杉さんのこだわりを知る。
同じ作品でも演出家が変われば受ける印象はもちろん変わります。
別に演出家のこだわりを見抜いて、その通りの演技を目指しましょうと言うことではありません。
役者にとっては演出家でさえ一番最初のお客さんです。
しかも理解のある方のお客さんです。
楽しませない訳にはいきません。
演出がこだわって想像できる範囲の演技をしていても、予定調和で面白みは少ないわけで。
だからといって突拍子もないないことしても仕方なくて。
演出家のこだわりや見たいものをわかった上で、そこを少し外して意表ついて面白みを出す。
演出と役者のあいだに上下関係はありません。
ライバル関係というのがいいのではないかと常々思っています。
客席でも役者は役者でいられるのです。

2017年12月22日金曜日

イメージを擦りあわせる

1221 WakuWaku 担当 土井

輪になり、「変形ビン バン ボイーン」を。変形は却って難しいものです。

発声練習では、鼻、口、喉、続いて、胸 、おでこ、頭頂部に手を当て、その振動を感じます。頭頂部に意識が集まると「頭のてっぺんから出る」という声になるのですね。
声を自分の後ろに向かってかけてみます。前にかけた時との違いは、どうでした?




前回の続きのワークを。
まず1人で。「頭で考えず、イメージが沸くのを待ち、従う」
今日、感じたことは・・・。

階段を降りて行ったら海が見えました。怪しい船が見え身体が寒くなります。

壁を見ていたら竜巻に見えてきました。怯えて逃げます。

犬が見えてきました。そして川が見え、其処は河川敷、ボールが飛んできます。

森で道に迷い、蹴つまずきそうになります。まだ明るくそんなに不安ではありません。

お母さんから聞いた話を思い出しました。戦後、大陸からの引き揚げ船の中。私は母の胎内にいます・・・(お母様からのお話はどれも貴重なお話だと思います。大切にして是非これからも記録し残してください)

ただ其処で「生きる」。行動することによって絵が見えても来ます。そして感じたことは見ている方に伝わります。

次に2人で。お互いのイメージを擦り合わせます。
必要ならちょっとだけ喋ってもいいことにします。
知らない人に話しかけるトーンやきっかけに無理がないように。

動きでそこは神妙な場所に。お墓詣りです。
「擦りあわせる」のと、「合わせる」の違い・・・相手を追い過ぎてしまったかもしれません。



エレベーターの中。立てた人差し指でピンときました。相手が遠くにいたので、
どう引き寄せるのかと心配でした。
エレベーターは皆が同じ方向をむく特異な場所。密室で話が途切れる気まずさを感じます。


電車のホーム、20分待たなければならない事になりました。
自分から場所(乗り物の中)を特定する動きをしていいのかどうか、躊躇してしまいました。実は相手も乗り物を待っていたのに・・・
20分・・・時間を早送りせずに、リアルな時間を生きましょう。

最後に全員で「病院の待合室」
背中合わせになったベンチ2つと離れたベンチ。何処に座りますか?
2番目の人が1番目の人のすぐ横にすわり、3番目の人がまたその隣、4番目の人はその裏側、5番目でようやく離れる結果に。予想を裏切られる結果は面白いです。

芝居では、普通言わないことを言わなくてはいけませんが、普段自分ならどうするかをまず考えてみた上で、自分とは違う役を生き、言葉を発します。

冬休みの宿題、ひとつは先週の体操、1,2,3,4,5,6,7,8まで!

もうひとつは、戯曲「見よ、飛行機の髙く飛べるを」(作:永井愛)を読んで感想を書くことです。多くの登場人物の名前をいちいち確認などせず、どんどん読み進むのがコツと、先生からのアドバイスです。さて、なかなか忙しい年末になりますね!良いお年をお迎えください。


2017年12月19日火曜日

日常会話の再現。

2017年12月19日 恍惚一座 担当:梶川

稽古を見ていて、ふっと日常会話の再現という言葉が出てきました。
だからどうということ、語れることもないのですが。
舞台上で日常会話を再現することが可能か、もしくはする必要があるのか。
休憩時間になって、みなさんが喋っている会話に耳をすまして。
おしゃべりは無意識な相槌や喋っている同士の会話のテンポが近づいていったり、なんなら喋り合っているはずなのに同時に喋って、それをお互いに聞いているという高等なこともおこなわれているのだなと。
喋ると聞くを同時に二人共がする。
そこにさらにもう一人入ってきて三人になるとさらに複雑に。
複雑さということの中でノイズがたくさん含まれているのだなと。
脚本や演技としたときにそれらのノイズが削ぎ落とされる、いや、あえてそれは削ぎ落としているのかもしれず。
日常会話の再現を目指すわけではないのですが、稽古と休憩中の発話を比べて、どうであれ会話している人同士が影響されあってテンポが近づいていく、テンポよく会話のキャッチボールができるというのが重要に感じたということなのでしょう。
さておき原因はセリフを覚え始めて脚本を手放そうとしてのたどたどしさ。
いつもの言葉ですね、早くセリフを覚えましょう。

2017年12月15日金曜日

自然に湧き上がってくるイメージを拡げていく

12月14日 Wakuwaku 担当 土井

「苦手!」な身体の動きに挑戦。
右腕三方向、左腕二方向で上げ下げしながら、脚を横に開閉、左右縦に開閉する。これを8カウントまでスムーズにやれるよう練習し、年明けに発表していただきます。(お正月の運動に是非!)



今日は、表現しなければならない強迫観念から解き放たれ、ひとり、言葉のない時間を過ごします。
何も決めず、浮かび上がってくるものを待ちます。そして動きます。浮かび当たったものを見せようとはせず感じたままに動いて下さい。後で人が感じた事と比べてみるのも楽しいですね。



次に2人で同じことをします。舞台には何もありません。2人は見知らぬ同士。2人で相談せず、言葉を使わず、意思疎通は無くていいのです。相手を見て、相手との関係性で自分も何か感じて動きも変わっていきます。

雨宿りしている人と山に登り景色を眺めている人
どこか噛み合わない視線が却って面白いですね。
机や椅子がないと屋外になり易いのかもしれません。初めのイメージに固執せず動きましょう。

美術館にいる人とハローワークにいる人
相手をどう感じていましたか?話しかけたそうでしたね。

広い広い草原にいる人、後ろについて来られたので鬼ごっこしているイメージを感じたそうです。
もう一人は京都三条の人気のスイーツ店で並んでいますが、童心に還って男の子を従えようとしている自分を思います。相手との関係性で自分が抱くイメージが変化していくのがよくわかります。



言葉を入れていいとしたら、どんな言葉がくるでしょうか。
頭から決めず、動いているうちに自分の中に沸き上がるイメージを拡げていきます。
自分のイメージ通りにならない相手を裁かず、相手に影響をうけて自分のイメージをスライドさせ、
起こった事を受け入れる事が重要です。

2017年12月12日火曜日

会議劇に挑戦。

2017年12月12日 そよ風ペダル 担当:梶川

再開2回目です。
次回公演の脚本が配布されました。
というのも筒井さんの今後のスケジュールの関係で、春先には脚本を完成させて配役も決めて公演稽古を開始したいと。
となると今から執筆を開始してと、少し焦り気味のようです。
筒井さんからの作品に対してのコメント。
そういうジャンルがあるかはわからないが会議演劇。
前回はテンポの早いやり取りでしたが、今回はゆっくりじっくりとしたやり取りになりそうだと。
まずは登場人物2名のシーン4ページ分。
得られる情報は緊急の何かが起こったようです会議のために集合がかかっている。
この二人は初対面である、気まずい。
配役が決まっていないので、筒井さんから言われたペアでどんどん交代しながら演じていきます。
ペアが演じ終わるごとに筒井さんからの演出が入り、それは続いていくペアに引き継がれていきました。
重いものを持つパフォーマンスや間について。
しばらくは配役を決めず作品のため、または脚本を使っての演技WSとして進めていきます。
どうであれ、大変なことはなにか、なぜ緊急で集まっているのか。
作品の続きがきになるところです。

日常感とコミカル。

2017年12月12日  恍惚一座  担当:梶川

先週の稽古が全シーン途中までだったの続きからムードの確認です。
合わせて演技のニュアン関しても少しづつ話が入っています。
高杉さん演出(演技へのこだわりでもありますが)で重要にされるのがただそこいることではないかと想像します。
今回の脚本も言ってしまえば事件や大きなドラマがあるわけではありません。
日常の会話の中でフッと姿を見せる人の本音や思索、そんなことが魅力なように感じます。
それを日常感とでも名付けるとして、そうだとしても見世物なので見ているが方へのサービスとしコミカルなシーンも用意されています。
コミカルに関してはやりすぎるくらいに自由に思いっきりやったらいいと思います。
稽古でいろいろ試していけばいいなと思います。
やりすぎるとして、難しいのはコミカルしようとすると、そうしようとしていることが見抜かれて大概うまくいかないと。
コミカルにせずやりすぎる。
どうやりすぎるかと言えば真面目で、真剣で、本気であるということ。
はい、やりすぎてください。
として、果たして日常感とコミカルをどう両立させるか。
どちらも演技ですから根底では同じことなのですが。
端から見ていて少し思うのは、やはりいつも通りにテンポと緩急。
独特の言い回しかもしれませんがセリフを持ちすぎている印象です。
相槌が多い作品で、その相槌一つ一つい意味があるわけではなくテンポを出すためにあると。
ならば相槌は捨てるくらいのつもりで。
だけでなく日常会話にはそんな大層な意味なんかはないわけで。
全般的に捨てていく感覚でセリフを発していければと。


2017年12月8日金曜日

公演を終えて

127 WakuWaku 担当 土井
公演から1ヶ月、稽古再開です。
久しぶりに、「人間知恵の輪」、「ビンバンボイ〜ン」で身体を暖め解します。そして「大きな栗の木の下で」をちょっと意地悪な指揮に従ってリレーで歌います。これは、身構えて動くのではなく、指示される変化に素直に対応する訓練です。
身体を暖めた後は、静かに内に篭り、「蜂蜜を体にかける」動きを。蜂蜜が垂れる感覚、ネトネトした甘さなど、十分に感じてみましょう。


そして発声練習へ。身体をポンプにして充分深呼吸した後、ハミングで空気の振動、自分の身体の振動を感じながらハミングから発声へと進みます。周りの人の声も感じて応じます。訓練を積むと空間、ベクトルを意識して声を出せるようになります。

後半は、「『遠くに街がみえる』の公演を終えて」、というテーマで2人ずつフリートーキング。重なる部分もありますが、項目別に記してみました。

本番では・・・
感情が入って台詞が出なくなった。ウケると思うところでウケず、意外なところでウケた。役をもらった時は出来るか不安だったが、やって自信が出た。先生の期待を裏切ったのではないかと、いつになく過ぎたことを悩んだ。敢えて2回同じ台詞を言っているのかどうか観客の捉え方はわからないが非常にウケていた。舞台上で助けあう事で、いい人間関係を作ることが出来た。

稽古を通して・・・
忙しかったが充実した時間だった。充実して楽しかった。稽古時間が少なく不安だった事がキツかった。
自分の事で精一杯で殺気立ち、チームワークが最後までできなかった。自主練で殺気立った。ダメ出しの後もう一度やりたかった。ダメ出しが無い所は非常に悩んだ。

観に来てくれた方から・・・
来年も呼んでほしい、声かけて欲しいと言われた。内容がわかった、面白かったと言われた。いい話だと言われた。鬘をかぶろうと貴方は貴方と言われた。台本を渡されて理解できるまで時間がかかったのに、1回公演を見たお客様は内容をよくわかってくれた。

衣装等・・・
着替えが大変だった。着替える服を上演中に袖から袖にちゃんと移動できるか心配もあった。衣装のためにダイエットしたが、本番(体力が?)落ちすぎた。


そして・・・
(この台本で)他の役もやってみたい。3回とも満足はいかなかったので、もう一回やりたい。詰めて行ってもう一度やりたい。
役は好きになったがある部分消化できなかった。自分より10年下の世代の高校2年生を演じるのは難しかった。
日常と違う役をやりたい。来年はもうちょっと違う自分を見せたい。WakuWakuで進化したい。

「殺気立った」という意見が複数あったので、どうしたら殺気立たずに居られるかを話しあいました。稽古を録音して、先生の言われた事をもう一度ちゃんと聞いてみる。動きの段取りを守る。他の人へのダメ出しを自分にフィールドバックしてみる。等等。


人生いつもこれからです。またスタートできます。生きて行きましょう。『遠くに街がみえる』のテーマのように、また新たに歩んで行きましょう。「もう一回、この芝居をやりたい、違う役でやってみたい、もっと詰めてやってみたい」という感想、とても頼もしく思いました。実現したらいいですね。

2017年12月6日水曜日

脚本と演出。

12月5日 そよ風ペダル 担当:梶川

本番後の一ヶ月のお休みをしての久しぶりの稽古です。
というわけで久しぶりの運動です。
ゆっくり丁寧におこないまいました。
今日は前回公演の振り返りです。
発声の最後にいつも周りの呼吸をはかって一声揃えるわけですが。
一ヶ月のブランクを感じました。
揃わないものですね。
またここからあわせていきましょう。
振り返りは、みなさんが周りの方から言われた感想を共有していきます。
なんとなくの印象で今作は賛否両論だったようですね。
前作と今作を比べて話されることもあったようで、傾向として前作が良かったという方は今作は否定的、前作がイマイチという方は今作が良かったと。
演出家が変わったのという声さえあって。
これはストーリーに重きを置くか演出やパフォーマンスに重きを置くかの違いによるように思います。
これは役者さんと筒井さんとの創作のやり方についての話にも発展していきました。
曰く、もっと役柄のことやお話のことについて稽古中に話し合って作っていきたいと。
これは脚本解釈の話ではないかと。
そよ風の創作は脚本からではなく、演技から、演出から始まるように思うのです。
なので今そこでどんな演技があるのか、つまりはどんな素材があるのかを筒井さんが見て創作の方向が決まっていくのだと思います。
そういう意味ではどんどん筒井さんが志向する創作環境に近づいていっているのでしょう。
演出主体の創作が次回にも続いていきそうです。

2017年12月5日火曜日

気を分ける、気が分かる。

12月5日 恍惚一座 担当:梶川

今日は声のことから。
発声をおこないました。
作らないで声を出すことを知ります。
現代演劇、会話劇においては普段しゃべっているときの声の延長に必要な発声があります。
普段の声のまま広がりのある声、直線的な声、後ろへ向かう声と方向を変えることを味わいます。
声のレパートリーが広がっていくことを目指したいところです。
今日はシーンごとにキャラクターの演技ではなく、全体の流れやテンポについて考察していきます。
つまりは雰囲気づくりです。
雰囲気って何でしょう。
英語ならばムード、漢字に注目するなら雰に気配や気分、周囲という囲みに気。
普段使わない雰と使うけれども概念的で曖昧な気。
辞書で調べるなら以下のように出てきます。
その場やそこにいる人たちが自然に作り出している気分。また、ある人が周囲に感じさせる特別な気分。
気分ですね。
気を分ける。
雰は雨冠に分。
分。
分の八には左右にわけるで刀はわける道具。
分には別々にバラバラにするという意味があると。
気をバラバラにしていくことだと。
気が何かを保留にしたままなので結論は出ないのですが、自分という一つのものをどうバラバラにするかかなとか。
分を使って分かるとなるのも、また興味深いです。
とりとめない話になってしまいましたが、まあシーンのムードを作る稽古をしましたと。
ムードを入り口にしてキャラクターや演技にふみこんでいきましょう。






2017年11月28日火曜日

段取りを決めていく。

11月28日 恍惚一座 担当:梶川

脚本が完成しました。
とても順調に進んでいます。
今日はシーンの中でどう動いてどこに立つか。
自分たちでも練習ができるようにまずは段取りを決めていくわけです。
動きの話なので持ち道具も関わってきます。
電話をとる、上着を着るなどなど。
できるだけ早めに道具も使って稽古したいところです。
というわけで、シーンに出ている人たちで小道具リストなり小道具集めをすることになりました。
立ち稽古をしながら解釈に対して役者から質問があり演出が答えるということで創作が進んでいきました。
芝居の細かなニュアンスは来週からです。

2017年11月21日火曜日

呼吸をしている、立っている。

11月21日 恍惚一座 担当:梶川

脚本がほぼ仕上がりました。
あと2ページほどで完成とのことです。
アップとしてマルチタスクの運動と椅子取りゲームを。
椅子取りゲームは鬼が近くに来るとワタワタしますが、実は遠くにいる間に何をするかが盛り上がる秘訣で。
つまりは俯瞰した状態でゲームに参加すること。
鬼が演劇におけるセリフだとして、セリフを喋っている人がワタワタとしておるわけですが、作品の豊かさを補完するのはセリフがない俯瞰している人がどうシーンに参加するか。
そのようなことも考えながらのアップでした。
ふつうに脚本を読み合わせまして、休憩。
再開後に簡単な演劇史について。
神に捧げる演技から日常を描く人間に向けての演技へという話。
そんなこともありながら先週同様、2幕3幕を全員でテンポを共有しながらの読み合わせです。
事件というか、ストーリーよりも日常的な会話をいかに豊かに表現できるか。
それはいかに人間そのものをそのままに表現できるか。
その足がかりとしてのテンポです。
今回は特に、舞台で生きているかどうかが問われます。
舞台で呼吸し生きる。
そこにただ立つ。
こだわりましょう。

2017年11月14日火曜日

作品のテンポをつかむ。

11月14日 恍惚一座 担当:梶川

マルチタスクのワークをしました。
真ん中にいる人を三人で囲んで、目の前の人の動きを真似、右手から簡単な算数の質問、左手からプライベートな質問。
それが同時に真似つつ問いかけに答えるというマルチタスクです。
案外真ん中でけでなく、周りの三人もひっきりなしに動き質問するのは少し難しいです。
プチ聖徳太子ワークですね。

今回の作品は三本の短編をゆるやかに関係付ける連続短編オムニバスです。
三幕では場所は違いますが、同じ時間を共有します。
今日は一幕目の脚本が配布されました。
役柄を決めないで台詞一つずつを順番に人を変えて回し読みします。
キャラクターがどうこうではなく、台詞をテンポよくまわすことに重点を置いての読み合わせということです。
家で脚本を読む時にもいちいち誰が喋った台詞かということを意識してしまうと、台詞のやりとりのテンポがわからなくなります。
台詞だけを流し読んで作品に流れるテンポを掴んでいきたいと。
テンポということを知るために、カエルの歌を単語で区切ってみんなで回します。
歌自体にテンポやリズムがあるので、外れるとよくわかります。
テンポとともにコントロールできない場に自分を晒すということで、ワンワードというワークをしました。
桃太郎の話を単語ひとつずつでみんなで回していきます。
だんだんと本筋とそれながら、でもテンポを崩さないように反射で単語を出していきます。
そうやってテンポを意識した上でもう一度役柄関係無しで読み合わせ。
読み合わせの時間が短くなった気がします。
テンポが良くなった証拠ですね。
作品のテンポを掴んでいきましょう。

2017年11月7日火曜日

マルチタスク、つなぐ。

11月7日 恍惚一座 担当:梶川

恍惚一座の稽古再開です。
すでに次回公演が決まっています。
2月18日(日)13時より京都府立文化芸術会館3F和室にて。
第39回Kyoto演劇フェスティバルに参加します。
山口さんが1月中旬に東京で公演があり、一ヶ月半の間に東京で滞在制作となります。
というわけで今日から本番まで講師が変わります。
WakuWaku講師の高杉さんが代わりに。
以前も二ヶ月ほど代講をしていただきました。
その時に三本の短編作品をワークで作りました。
今回の本番ではこの三作品をゆるやかに繋げての連作短編として仕上げます。
脚本の書き直しから完成までは来週ということで、今日は演技ワークと公演に向けてのスタッフワークの振り分けなどについての話し合いをしました。

演技ワーク。
マルチタスクについてで。
例えば舞台の上で歩きながら台詞を言うとか、行動と発話を同時に演じる場面があります。
それを自然にできるようにのワークです。
体のマルチタスクとして、右手を三拍子で左手を三拍子で動かし、足は横→中央→右足前左足後→右足後左足前を同時におこなう。
こんがらがりますが、ひとつひとつ確認しながらやってみたり、無理して早くやってみたり。
さらにはその内に発声も加わって、さらにさらに一周したら左右が交代すると。
先は長いですが、少しずつ。
もう一つ。
二人組で片方が昨日あったことを喋り、そこにもう一人が単語をいれていく。
その単語をすぐに取り入れておしゃべりを続けていく。
反射神経も鍛えられます。

つなげていくワーク。
作品創作において演出から行動の提案をされたり段取を提案されることがあります。
ではそのひとつひとつの段取りをどう繋ぐのかで演技の印象が大きく変わっていきます。
設定を用意せずとも動きのスピードを変えることだけで見ている側の想像力に対する刺激が変わります。
ワークとしては以下の三つの行動を設定します。
座っている→窓から外を見ている→また座る。
つなぎとして、どう窓に意識を持っていくか。
窓に気づく動機や目的。
そしてもう一つ重要なことは内面をどう捉えるか。
悲しいから泣いてみたり、ショックだからうなだれてみたり。
そんなステレオタイプで記号的なことになるとそれだけのことしか表現できないので情報としては少なくなります。
ただそこで呼吸して生きている人がいればいい。
いろんなことを無しにして、三つの行動のスピードについてこだわってワークをしました。
山口さんとは違う視点で創作していきます。
恍惚一座が変化していく予感がします。

2017年10月31日火曜日

最終調整。

10月31日 そよ風ペダル担当:梶川

本番前の最終稽古です。
久しぶりの高槻現代劇場。
会場である305号室ではWakuWakuさんが稽古されています。
そよ風ペダルは306号室で稽古。
通しをして細かいところを修正していきました。
台詞も入り、いよいよ完成に近づいています。
次は小屋入りして実際の舞台で作品を更新していきます。
日曜、月曜の本番です。
会場でお待ちしております。

2017年10月27日金曜日

音を入れて通し

1026 Wakuwaku 担当 土井
今日は本稽古の最終日です。抜き稽古の後、照明、音響スタッフさんの前で音を入れての通しでした。

稽古の前、暗転時のはけについて質問が出ます。
本番では狭い場所で待機し、着替えなければなりません。その稽古に306号室の倉庫を利用。

クリスマスシーン。小道具が追加され、その段取を練習。そしてエピローグシーンを抜き稽古し、155分から通しが始まりました。

幕と幕の間に音楽が入る事でとグッと臨場感が出てきます。

台詞が、23往復飛んだ所もありましたが、何とか不自然にならずそのまま進みました。
表情の工夫により場面が繋がっています。
割と中央で見ていた私の位置から、顔が髪に隠れて 見えない人もいました。椅子に座っての会話は少し斜めに座ったらどうでしょう?

小道具が二度投げられました。雑巾、書き損じの紙。雑巾ははけるのを忘れていたからでしょうか?
紙くずは会話している相手に投げてるようで不自然さが。観ている方は舞台の上のモノにより目がいきます。
皆の感情が高ぶったところで台詞が出て来ず盛り下がるのは残念でした。

1634分に終わり。
同世代の私、エンディングの音楽にその頃を思い出し、浸ってしまいました。

駄目出しは明日。
稽古で決めた事が稽古では出来たのに通しでは出来ていません。台本のメモを見直して再確認して下さい。そして台詞を身体に染み込ませましょう。













2017年10月26日木曜日

久しぶりの本練習。

10月24日 そよ風ペダル 担当:梶川

自主練習を続けまして、久しぶりの本練習となります。
筒井さんがドイツに行かれていたのでしばらくお休みだったのです。
そして、今日はスタッフさんが来ての通し稽古。
来週は現代劇場での最終稽古。
筒井さん合流して、怒涛の追い込み創作です。
前回の通しでははじめて脚本をはずして、プロンプいれて、セリフが飛んだり詰まったりいろいろでしたが。
自主練習でとことん通した成果か、滞りなく流れていきました。
キャラクターも見え始めて、あとはもう少しテンポを意識して。
というか、やはりまだ少しセリフがうろ覚えなので、視線が泳いだりします。
まずは視線を定めて、ためにもっとセリフを覚える必要が。
覚えるというよりも何度かセリフまわしをみんなでしないといけないのかもしれません。
来週の最終稽古前に土曜日に自主練習があります。
さらなるブラッシュアップをしていきましょう。

2017年10月19日木曜日

余分な情報は削ぐ

1019 Wakuwaku 担当 土井
隣室のご利用者さんより、「大ゲンカしてるようですけど」と心配される程臨場感が出てきました。
引き続き「遠藤の訪問」からクライマックスまで、シーン毎の抜き稽古です。

遠藤は余分な情報やニュアンスを削ぎます。まばたきや身体の揺れにも注意。
栞はコミュニケーションを遮断し相手を拒絶、これは貞子に対してもそうです。
貞子は相手の変化を細かくみて対応します。
3人が会話しながら後ろを通りますが見せたいのは後ろではなく、前の2人。
後にも、たわいもない会話で縁子と浩子が登場する場面がありますが大事なのは前にいる人達です。

深夜の場面、貞子は物思いに耽っている様子を見られてしまったバツの悪さを。
好美は「脱力」を。身体の脱力感は台詞にも現れます。
芝居が流れつつ、年代が変わります。
亜希は言葉の「芯」を取ることを。芯は無いが実感はあり自分自身の苦悩を削いでいます。ここでも、余分な情報を与える、視線の動きは避けて。

パーティ準備、竜二は「ため息」で自己アピール。聞き取りにくい言葉が目立ちます。他の方も気をつけなくてはいけない事です。
菊江は竜二に笑い声で対応、縁子にも対しても「余裕」があります。
浩子が縁子を覗き込む動作も余計。
激しい言い合いは、
間の有る無しでよりリアルに。
縁子は段取りではなく、流れの中で動いて下さい。
遠藤は、台詞の入りの部分が大切、相手の台詞に食らいつきます。

本稽古の後は自主稽古。先生のダメ出しを踏まえ、お互いに指摘しあいながら稽古が進みます。明日も自主稽古ですね。
来週は通し、頑張りましょう!







2017年10月12日木曜日

圧をかける身体

1012日 WakuWaku 担当 土井
衣装やヘアーもグレードアップ。好美の変身ぶりに感嘆の声が上がりました。
今日からは芝居の流れがわかるように場面ごとに通した後、指示をいただきます。

I幕。縁子と田所。芝居がスムーズに流れる工夫をしましょう。
縁子は「話題が変わる」という自覚を持ちます。
田所の口ごもりは年の計算ではなく失礼な事を言った後悔です。
2人の建物に対する感覚は違います。
「難しい事だ」と思いこむと本当に出来なくなるので、注意しましょう。

2幕前半
縁子一人になり、懐かしい思いをモノに触れることで表します。机の下では観客に顔がわかるように。
竜二の恫喝、笑いながらも怒気があります。声量がありテンションが高い状態です。間を充分とって。
亜希の機嫌悪さに対して焦りと熱意を持ちなだらかに台詞を繋げます。
亜希は親しみを込めた意地悪が小悪魔的に見えるのですが、そこは素直に。
好美 は竜二に近づき圧をかけ、次に離れて話す事でメリハリが出ます。
今度は竜二の縁子への圧、移動距離が多い方が詰め寄られる圧は高いのです。
相手に言う台詞と自分に問う言葉を区別して。
竜二の問いに縁子の言葉は肯定ですが、音が否定しています。

2幕後半
竜二も怯える勢いで貞子が登場。
菊江は愛情ゆえの厳しさで縁子に詰め寄ります。そして生まれて初めて粗野な言葉をかけられたショックで倒れこみます。

貞子がお茶をすすめる台詞が一言増え、より自然になりました。
「入寮の手続き」が出るまでの「沈黙」。思う事は?
貞子に呼び止められた栞の対応が良くなっています。
菊江は貞子に対して湿っぽい話し方にならないよう。
「責任を取る」と言う貞子の決意の「間」があります。

3
小道具のコンビニ袋のカサカサ音が気になるようですね。
「寮長!」のかけ声の流れを今一度確認しましょう。
浩子、0.1秒の変な間に注意です。
盛り上がりの後の落着きの後、空気が変わります。
うーん(うちにこもる)とえーっ(答えを探す)のニュアンスの違いに気をつけましょう。
稽古の後は自主稽古で、今言われた事を試しておられると思います。



  








2017年10月6日金曜日

一進一退

105 WakuWaku 担当 土井
今日は音響さん、照明さんが来られ、衣装を着けての通しです。

通しの前に、変更箇所を抜き稽古。
亜希と好美の夜中の会話に台詞が追加されました。暗闇の中で佇む亜希、動きにも変化が。

そしてクリスマスパーティーでの菊江と竜二の会話にも台詞が追加しました。菊江は竜二の捨てた紙屑を拾います。作業の手を止めて、物思いに耽り、それまでの会話との雰囲気の違いを出します。

155分より通しを開始し16時32分終了。
「一進一退」です。
芝居のむずかしくもあり面白くもあるところ、一度出来た事をしっかりと身につける為、個々人で台本を読み確認しましょう。其々のキャラクターについては、今日も同じ事を言われました。なかなか言われる通りには出来ないかもしれませんが、常に意識する事は大事です。

衣装は、1975年の場面は学生らしいものを、という指示がありました。(ちょっと楽しみです!)
皆さん台詞の無いところでシーンを繋げることができるようになって来ています。

田所は、動作と台詞がスムーズに両立するよう更に頑張りましょう。難しい「間」、心の中では何が起こっているでしょう?

竜二、自分の目的を達成したいという感情を表して下さい。

貞子は菊江が倒れたことに反応して動きます。
縁子はお茶のセットをはけることになりました。

同窓会の3人。明るく、動作はよりわかりやすく。今日はスーパーの袋が多くテーブルの上の手の動きなど見えにくかったですね。

遠藤、役人らしさがよく出ていました。栞の間合いも良かったです。

バックの笑い声は、一瞬の沈黙を効かせた後にしましょう。

貞子、栞への叱りには、強い意志があります。

夜の声での会話。けれどしっかりと届く声です。
亜希は人が期待する自分のイメージに応えられません。

クリスマス、栞は過剰にハイな状態で作業しています。
菊江は歌わず、そして時々台詞が暗くならないよう。

貞子は、ただならない状況を好美を呼びに行かせる一言で表します。

亜希の叫びは女性らしい声になりました。
貞子、ひざまづく動作、大変ですが宜しくです。

亜希の泣きが少し落ち着いた後の遠藤の台詞。学生と遠藤との感情の押し引きがあります。
亜希を引き止めたい竜二の台詞。
自分の意思をやっと言おうとする縁子を遮断する菊江。

ラスト。皆の退場を縁子はゆっくり見送ってから、携帯を取り出します。
栞は竜二の近くに寄ります。
縁子の台詞を待たず、皆は集団で帰ります。希望に向かって。






2017年9月29日金曜日

相手の台詞をちゃんと受ける

928 Wakuwaku  担当 土井
今日も早くから自主稽古。
幾つか質問事項が生まれています。
稽古始めに、舞台監督さんから舞台と公演のスケジュールについて説明がありました。今日は照明さんも来られています。

2幕、縁子と竜二の出会いから菊江が出て来るまでを、位置を確認しつつ抜き稽古。動きの安定は台詞の安定に繋がります。

場面は飛んで、6幕クリスマスパーティーの途中から。菊江の答えに納得出来ずに言う竜二の「うん」は、どんな「うん」でしょう?
縁子と浩子の笑い声に菊江は反応します。菊江は「歌うような発話の癖」を直すよう指摘されました。
菊江を見つけた後の縁子の動きに、スピードの変化を出してください。

親子の喧嘩から浩子が登場し撮影するまで。シャッターのタイミングを計ります。縁子は母親に対する激しい声の調子に身体も連動させましょう。
浩子は縁子の無言の変化を見て、語ります。浩子が縁子に対して本当に言いたかった事です。

栞と浩子との諍い。
浩子の、わかっている上での「なに?」。そして栞の、怒りを押し殺した、間・・・。浩子は語尾、思いを語尾に込めます。

エピローグの7幕を。
いつも笑っている田所、
「はははは」、しっかり笑いましょう。歩きながら台詞を言えるように頑張りましょう。
二階の部屋に声を届ける時は声に距離の変化をつけます。
縁子、電話でのモノローグは、よりプライベートな声で。そして立ち上がり、窓から外を見渡して「感慨」にふけり、たっぷりと間をとって言葉を出します。

最後は貞子と浩子の出が逆になり、台本が変わりました。

来週は音響さんが来られます。通しです。多くの人が絡む場面をもっともっと稽古したいものです。
テンポが悪いのは、相手の台詞を受けて自分の台詞を言っていないからですね。







2017年9月26日火曜日

小屋入り!

9月26日 恍惚一座 担当:梶川

ついに劇場入りしました。
久しぶりの現代劇場の展示室での稽古しています。



期待と不安を胸に秘めて通し稽古をします。
今日1日で3回通しををしようとメンバーは息巻いております。
スタッフはお昼から音響と照明機材を設営して、舞台美術の置き位置にテープを貼って、客席を設営して。
明日は音響、照明、映像のきっかけと役者さんの演技を合わせる場当たりです。
映像は稽古場で流したことがないわけで。
なかなかに時間がかかりそうな予感がします。
無事に明日の本番通りのリハーサル(ゲネ)までいければ一つ安心できるのですが。
お客様の前に立つまでに準備万端にしてのぞみます。
ご期待ください。


2017年9月21日木曜日

共演者と共に物語の流れを掴む

921 Wakuwaku 担当 土井

チラシ、チケットも出来上がり、いよいよ公演が近づく空気が漂ってきました。今日は舞台監督さんに通しを見て頂きます。
衣装もつけての通しです。

通しの前、稽古が少なかった7場を抜き稽古しました。
田所、だいぶ台詞が入ってきました。なかなか台詞が出てこなくても、笑っている田所のキャラを崩さない事です。
縁子が電話で母親と喋る声、身内にしか見せない声を出します。

1447分から通しを開始し
1610分に終了しました。
伸び伸びと台詞のない部分の時間を感じ、共演者と共に物語の流れを掴む事が今日の目標です。
通す事で全体の流れと人物がくっきり見えてくるのが目的です。
抜き稽古で言われた注意「点と点」を、通す事で繋げていきます。

公演1ヶ月前としてはよく出来ていました。
其々が流れを作り、相手を受け、共演者とのハーモニーができてくると演技をするのがもっと楽しくなります。台詞を覚えていないと、楽しむことはできません。うろ覚えではなくしっかりと、覚えましょう。

1場面、縁子が窓を見る。この動作はこの作品の重要なポイントです。慎重に。
田所は笑える余裕を持ちましょう。

2場面、竜二は相手の台詞を受けていないので、自分の台詞も相手にも伝わりません。しっかり受けると役柄にも変化がでます。
机の下での縁子のリアクションを今後稽古しましょう。
貞子は退場する者へかける声の距離感を取ります。

3場面、衣装を変えられる範囲で変え、2017年と1975年を跨ぎましょうか。
同窓会は、雰囲気を作る小技が効いていました。
縁子は基本的には声を外に出すように発声しましょう。皆さん、椅子にもたれる所作を増やします。

4場面、亜希を呼びに行く栞の引っ込みはもっと長くていいですね。
栞は、オリンピックについて、現役の選手として実感を込めて語ります。
貞子と栞、温度差の噛み合わせがポイントです。
通り過ぎる現代の好美はしっかりと懐かしい寮を覗きましょう。

5場面、深夜の会話です。稽古は明るくて実感湧かないですね。想像、想像。
好美は視線をどこにもっていくか整理されました。
亜希を見つける好美、ここは動きを変更します。
亜希が窓からの景色を見る時は、「達観」した心境でしょうか。

6場面、クリスマス会のワクワク感が出ます。
竜二、菊江の言葉で立ち直る場面を、もう一度整理しましょう。また、紙を投げる所もこれから整理します。
栞は、怒り方の表し方の変化を付けたいですね。
亜希の叫びは、次はニュアンスを変えてみましょう。
其々に思惑があります。
ラストの浩子は、もっと重く。

7場面、田所は動きながら台詞を言う稽古をしましょう。二度同じ事を言って笑わせたいですね。
縁子、電話をかけるまでの時間の心の動きを出したい所。そして最後に出ていく時のタメと空気感を。

さあ、来週やる事がいっぱい出来ました!体調に気をつけて頑張りましょう!