2016年11月1日火曜日

水道が止められる、戸籍を調べる。

11月1日 恍惚一座 担当:梶川

お休みを挟んで久しぶりの稽古です。
前回は安部公房の友達を下敷きに即興をしました。
今週はなんと脚本とシノプシス表と人物相関図が配られました。


山口さんからいろいろ説明がありましての読み合わせ。


作品についてや役柄についての意見やアイデアが話し合わされます。
水道がいつどのように止められるかとか、戸籍が調べられないようにするにはどんな設定にするかとか。
友達が下敷きだからかなんなのか、現実に起こった事件が参考になったりします。
不条理な設定ゆえに少しダークな雰囲気になりかねない。
ですので作品はコメディを基調にしていくことだけは決定です。

立ち稽古をして脚本内容を共有した上で、その続きのシーンを即興で演じていきます。


いろんな役をいろんな人がやったりして稽古場での即興を参考に山口さんが脚本をという繰り返しで仕上げていくという算段です。

上演時間が45分程度と限られているのですが、だいたい脚本の文字数で換算すると1万字程度だそうです。
すでに2千字書かれていて、まだストーリーはまったく始まっていません。
到底1万字でおさまりきらないと予想されつつ、まずは上演時間や文字数を気にせず作り上げたあとに短くしていくということに。
フルバージョンも凱旋公演として上演したいと。
何にせよ年内で作品完成を目指しながら、配役も決めていく予定です。
どんな作品になるか本当に楽しみです。