2016年7月9日土曜日

本番会場にて稽古する

7月7日 WakuWaku 担当 土井

306号室のエアコンが故障の為、本番の会場となる305号室で稽古する事になりました。舞台の大きさや声の通り方、暗転の具合が実際にわかります。306号室でもそうですが、より声が反響しワーン、となるので声の出し方に注意。遠くでも充分聞こえます。

大きさ」よりクリアに聞こえる事を大事に。

その後、舞台の配置を説明していただきました。

尻取りゲームでウォーミングアップをしたあと、先生が持ってきて下さった麻雀牌で、麻雀の説明を受けました。全く触った事も無いのに麻雀同好会のメンバーになるのですから、慣れる事が大事です。「牌を触りながら、台詞を言う」というマルチタスクの練習です。達人だけでなく初心者っぽい人が居てもいいのです。





さて今日から台本を離し、第2話より、ちょっとずつ止めながら抜き稽古。
心の細かい機微が芝居に反映されていますか?心の中で相手に反応をしていますか?
ト書きに無いけど、外の様子を伺いに出たり、相手を椅子に座らせたり、と色々な動きを見つけましょう。
其々の登場人物が何を思っているか?を表現する事が大事です。




電気を消し暗闇の中の場面もやってみました。台詞が入っていないと練習出来ません。暗転と言えば1話と2話、2話と3話の暗転の間がスムーズにすすむ為の計画と練習も必要です。





次に第3話初めの部分を。
先週「台詞の語尾が早くなる癖」を指摘されましたが、良くなっています。人をおちょくる感じもゆっくりと身につけていきましょう。常に台詞のテンポを気にしての会話を。
相手の意図を汲んでそれに反応します。
「威圧的」というよりも「いらいらしている」感情を出します。




止めて稽古をするには膨大な時間がかかりますが、人の練習も自分の事として見て、聞いて、何かを掴みましょう。
来週は1時間自主練習をした後でのお稽古です。

自主練習の成果を発表しましょう!