2016年7月12日火曜日

とめどなくやりとりが続く。

7月12日 恍惚一座 担当:梶川

今日から本格的に各チームでの作品づくりが始まります。

すでに少しだけ脚本を書いて来られてる方もいて。

みなさんやる気満々です。

はやる気持ちを抑えてまずは頭と体と心をほぐすゲームを。

名前鬼をしました。

鬼に狙われた人が別の人の名前を呼ぶと呼ばれた人が次の鬼になって助かるというゲームです。

もう1つ追加ルールとして限定された狭い空間でゆっくり動くということ。

まずはゆっくり動くことが難しかったりします。



狙われると慌てて名前を呼ばず逃げるだけになってしまったり。

ゆっくり動くと全身が意識されてコントロールしなければなりません。

感情というか鬼が迫ってくることへの反応をゆっくり動くあいだずっと味わい続けることになります。

この味わいを再現できれば舞台上の演技にも使えるようになるはずです。

早速グループにわかれて創作に入ります。

しばらくするとすべてのグループが立ち稽古になります。

脚本があるわけではないので、簡単な設定だけでやりとりはその場で演じられていきます。

止めどなくやりとりを続けられることはわかりました。

ではどうやって凝縮された作品にしていくか。

今日の創作を通して最後に高杉さんから語られたことは以下のこと。

・人の出入りを作って情報の更新をする。

・人間関係を作る。

・ストーリーはあとから生まれる。

・会話や人間関係のためにストーリーはある。

・沈黙もうまく使おう。

明らかに創作が前進しました。

今週の宿題は役柄や他との関係を妄想して深めるということ。

どこかで紙に書いての脚本にする作業が必要になります。

いきなり文字でセリフを書くのって難しくて。

これだけ止めどなくやりとりができるなら、もしかするとレコーダーで録音して文字起こししてみるのも1つの方法かもしれません。

日常会話を文字起こししてみると面白いです。

そして、日常ではどんな風に会話しているか分析できるので演技力向上のためにもなります。

どんな方法であれ、脚本を作っていきましょう。