2016年7月2日土曜日

立たせる台詞、自分に落とす台詞

630 WakuWaku 担当 土井

今日は、久しぶりに「ビンバンボイーン」から。いろいろなゲームで頭を刺激し活性化を図ります。


今日も第1話から。
基本6月中は読み合わせですが、今日は仮の舞台設定をし、立ち稽古を始めました。細かい設定は7月からです。
皆それぞれに役を考えて来ていて、テンポやリズムが良くなっています。
台本を放すと、その台詞を言いたくなる衝動が生まれます。また移動する空気が解ってきます。その空間に生きている人間になり、動きや言葉の必然性が出てくるのです。

「立たせる台詞はどれか?」という事を考えましょう。日常に立ち返ってみると、決して言葉全てを立たせて喋っているわけではないですね。

2話では会話がテンポ良く流れていくように、相手の台詞の最後に引っ掛けて台詞をつなぎ、会話をぶつ切りにしない稽古をしました。
「自分に落とす台詞」がある事を意識しましょう。殆ど客に聞こえないくらいで丁度いいかもしれませんね。

次回はコントだと思ってやってみましょう。極端からみえてくる物もあるかもしれません。





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台詞まわしの癖・・・例えば語尾が速くなる、等、指摘される事で、自分ではわからない事に気づき客観的にとらえる事ができます。

2人の軽快なやり取りが見えてきました。
ラストは空気が一掃し、テンションのあがる場面です。そして皆何事もないように振る舞っているけど、確かに何かはありました。その空気を出すのは難しいです。




麻雀牌の触り方を知りたいというご要望がありました。来週は実際に本物に触れてみる予定です。ト書きに書いてない動きを自分で考えて来られています。これからもどんどん考えてやってみましょう。