2016年6月10日金曜日

力の抜きどころ

6月9日 WakuWaku 担当 土井

台本が最後まで出来上がりました。6月中は台本を読みながら、全体の大きな流れと、個人の感情の流れを 掴みます
7月より大道具の配置など意識して立ち稽古を始めだんだん台本を離せるようになったら、8月からは完全に台本を離して稽古します。

まずウォーミングアップに名前鬼ゲームを、しました。
名前を呼ばれた鬼が何処にいるかが恐怖です。追いかけられるとなかなか名前が出てこず、動揺します。その「わーっ」という気持ちも大事にしましょう。

さて、今日は本役で最初から通しました。
1話、「抜きどころ」を大切にします。お互い牽制はしているが冗談ぽく、笑いながらしゃべりましょう。会話の裏にある重いものが見えないようにしたいのです。
「間を使う」事を覚えます。喋っていない時間をたっぶりととりましょう。稽古が進むうちにだんだんと「間」がわかってくるのでしょうか。
「抜いて台詞を言う」部分を作った方が効果的です。






2話はコントと割り切らないように。
軽いテンポに乗り切れないぎこちなさ、変な緊張感をただよわせたいのです。
ピシャリといったあとに懐柔する心遣いも。



3話後半は本日初めての読み合わせでした。力を抜く所を作ると逆に力強い台詞が引き立ちます。高いテンションでも落ち着いて台詞を言います。





台本の練習に入ると「待つ」事が多くなりますが、人の演技を見、演出の指導を聞く事で自分の出番の時にそれが活かされます。