4月19日 そよ風ペダル 担当:梶川
今日は前半部分の稽古です。
60ページある中の10ページ程度ですので、短いシーンをどれだけじっくりと作り込んでいるかがわかるというものです。
なんだか今日の稽古ではイントネーションが良く話題になりました。
日常でもありますが、人のしゃべり口調を真似てその人の口癖を話すということがあります。
演じることの原型のようでもありますが。
作品の中でもそういうシーンがあり、その口癖というか言葉を言っている役柄の演じ手にその台詞を言ってもらい、それを真似て喋ってみるということをしました。
不思議なもので改めてそのように手本として喋ろうとしてみると、意識してしまうのか普通にしゃべるのが難しくなってしまうようです。
変に特徴的なイントネーションがついて、端から聞いていると面白かったです。
そしてそれをどの程度のクオリティーで真似るかと言うのもあります。
日常での演技をさらに演技するというのは、二重になっている分、さじ加減が難しいですね。
これまで台詞に色を付けずに演技の軸を作る稽古をしてきましたが、だんだんと肉づけの稽古に移行してきているように感じます。
シーンに色が見え始めました。
これからどんな彩りになっていくのか楽しみです。