2015年11月25日水曜日

物語のフォーマット作り。

11月24日 恍惚一座
今日はジェスチャー伝言ゲームから稽古開始です。
そのままのゲームで一列に並んで山口さんの出したお題を後ろから言葉を使わずに前の人にジェスチャーで伝えていきます。
だいたいにして、失敗する場合はジェスチャーをしすぎる。
相手に伝わっていないのではないかと、説明を重ねて逆に勘違いを誘発してしまう。
シンプルな方が伝わりやすいというのは演技の真髄のようでとても興味深いですね。

その後少しこれからの劇団活動についての話し合いを重ねて(まだ言えませんがこれまでの話に出ている本公演や練習発表会以外にも公演をするチャンスが巡ってくるかも?)から、今日は夜間高校の教室を舞台にしての即興創作。

授業の始まる前に3人の生徒達が雑談しています。

生徒達はそれぞれの事情で高校に行けませんでした。

その事情に合わせての理由で今、この夜間高校に通っています。

後から入ってきた一人の生徒が担任の先生の不満を語り、辞めさせられないかと言い出します。

3人の生徒のうち一人は先生を辞めさせたくない、他の二人はとりあえずは中立です。

事前の話し合いはいつもより手短にして、自分のキャラクターの夜間高校に通う理由と先生に対する立場を決めて、あとは即興に入ります。

段階を踏んで山口さんから指示が飛びます。

全員のキャラクター紹介(夜間高校に通う理由)をしましょう。

次は先生に反対する人がどう話を引張ていくか、先生の何がいけないのかを出していきましょう。

どうも残りの二人は事なかれ主義で先生を辞めさせない側に立ちがちになりました。

そこでどうしたら先生を辞めさせらるか、先生のどこがダメなのかの理由を話し合いでたくさん用意しておいてから即興創作に。

できれば事なかれの二人も先生を辞めさせる派に入ってもらって。

意見に人数差が出た時にそれをひっくり返すようなエネルギーで演技すると面白いと感じました。

この枠組みは使えそうだという話になりました。

次回も創作を続けていきます。