2015年11月27日金曜日

デジタルに台本を読む・・・滑らかに台詞を繋ぐ練習

11月26日高槻現代劇場206号室に
今日は10
名の参加でした。


人間知恵の輪と、テンポのいいシリトリを行った後、「20分間」と時間を決めて劇団名について話し合いました。





「杉子の隊」への同意が多かったのですが、
「隊」、という字に対する拒否反応があり、その後いろいろな意見が出ました。
年内最後の24日まで話し合いましょう。そして24日には必ず決めましょう。
また、12月24日には先週頂いた「欲望という名の電車」のワンシーンを発表する事になりました。

「欲望という名の電車」・・・ステラとブランチの会話
今日は、セリフのテンポを作る練習です。
相手のセリフの最後に自分のセリフを掛け、
ト書を無視してデジタルに台本を読み進めます。
息継ぎは、相手のセリフの間に済ませましょう。相手のセリフに被ると、自分のセリフが早くなってしまいがち。気をつけましょう。

日常の会話は、「そう、そう」など、意味のない言葉を使って息を整えて話しますが、戯曲では、そのような言葉は削除されている為「ノッキング」が起こります。それでもノッキングが起こらないように、努めてください。
切り替えなしに滑らかにセリフを入れていく練習です。継ぎ目が見えないように言えましたか?
来週は、今度は「意図的に間をとっていく」稽古をします。
チームで話し合って、間を相談しましょう。
セリフを覚えられたら、身体性の変化・・・触れる、覗き込むなどなど、芝居が膨らんでいきます。楽しみですね。

来週は306号室でお会いしましょう。土井

2015年11月25日水曜日

物語のフォーマット作り。

11月24日 恍惚一座
今日はジェスチャー伝言ゲームから稽古開始です。
そのままのゲームで一列に並んで山口さんの出したお題を後ろから言葉を使わずに前の人にジェスチャーで伝えていきます。
だいたいにして、失敗する場合はジェスチャーをしすぎる。
相手に伝わっていないのではないかと、説明を重ねて逆に勘違いを誘発してしまう。
シンプルな方が伝わりやすいというのは演技の真髄のようでとても興味深いですね。

その後少しこれからの劇団活動についての話し合いを重ねて(まだ言えませんがこれまでの話に出ている本公演や練習発表会以外にも公演をするチャンスが巡ってくるかも?)から、今日は夜間高校の教室を舞台にしての即興創作。

授業の始まる前に3人の生徒達が雑談しています。

生徒達はそれぞれの事情で高校に行けませんでした。

その事情に合わせての理由で今、この夜間高校に通っています。

後から入ってきた一人の生徒が担任の先生の不満を語り、辞めさせられないかと言い出します。

3人の生徒のうち一人は先生を辞めさせたくない、他の二人はとりあえずは中立です。

事前の話し合いはいつもより手短にして、自分のキャラクターの夜間高校に通う理由と先生に対する立場を決めて、あとは即興に入ります。

段階を踏んで山口さんから指示が飛びます。

全員のキャラクター紹介(夜間高校に通う理由)をしましょう。

次は先生に反対する人がどう話を引張ていくか、先生の何がいけないのかを出していきましょう。

どうも残りの二人は事なかれ主義で先生を辞めさせない側に立ちがちになりました。

そこでどうしたら先生を辞めさせらるか、先生のどこがダメなのかの理由を話し合いでたくさん用意しておいてから即興創作に。

できれば事なかれの二人も先生を辞めさせる派に入ってもらって。

意見に人数差が出た時にそれをひっくり返すようなエネルギーで演技すると面白いと感じました。

この枠組みは使えそうだという話になりました。

次回も創作を続けていきます。

2015年11月20日金曜日

高杉クラス  今は早く稽古したい!という合意

11月19日高槻現代劇場306号室にて
今日は11名の参加でした。


まずは、アイスブレークとアイコンタクト、感じる力を育てる練習に、すっかりおなじみになった人間知恵の輪、しりとりゲームのあと、今回初めて順に座っていくゲームをしました。
何度もやり直して、最後のひとりが座れたときは、本当に嬉しかったですね!

さて、30分以上討議しましたが、劇団名を決める事は今日も出来ませんでした。

今回出た意見をピックアップ・・・
「WakuWakuスニーカー」は意味がわからないところがいい、
「ワクワク」から「スニーカー」に変わってきた、
「劇団スニーカー」としたい、
名前には、託す気持ちが込められている、
ワクワクは青春の気持ち?
「青」を使ったら?青春、未完成の意味も。
いろんな色に変われる「白」がいい

例えばワクワクを表す言葉は?
開幕五分前のベル、カーテンコール、プレゼント、花束、ジェットコースター・・・
ならば「杉の子隊」を復活してほしい・・・

先生より、こうして悶々とするのも、必要な事ですというお言葉がありました。

お互いがわかってくるまで、毎回討議してもいいんじゃないか?ハイペースにならない方がいい、じんわりあたため、どういう事をしたいのか?が、見えてくるのを待ちたい・・・etcでも!!


「今は早く練習したい!」


という全員一致の合意がうまれました!

ということで、先生よりテネシーウイリアムズ作「欲望という名の電車」の中の姉妹の2頁にわたる会話のテキストが渡されました。


皆さんの脚本に向かう気持ちを先生が確認します。

芝居が記号化されないように。
脚本を読んで、なんでこんな事を言うのだろう?と考えてみましょう。







しっかり間をとってみる
チクチクと刺し合ってみる
負の感情をぶつける
女同士の会話が男女になると変わる
姉は言葉をぶつけ、妹が慰める
呼吸を早くしてみたり、早口で言ってみる

先生の指示によって芝居はどんどん変わっていきます!
2時間があっという間に過ぎました、短いですね。

来週は教室が206号室になりますのでよろしくお願い致します。
(土井)

2015年11月17日火曜日

物語の原型(ネタバレ注意)

11月17日 恍惚一座 担当 梶川

ラジオ体操と名前を使ってのゲームの後、これからの劇団活動についての話し合いをしました。

4月23日(土)予定で発表会をすることを決めまして、どこで発表するかという話題に。

スタッフは呼ばない、白黒でチラシを作る、終日で場所を借りて二回公演するなどなど。

カフェ公演で食事も出すという案も出ております。

さて、どうなるでしょう。

発表とは言っても、作品がないと始まらないわけで、創作作業にかかります。

劇団員の一人が即興で作ったものをあらすじとして文字に起こされていて。

折角なんでここに載せます。

もしかすると発表会の原型になるので後々ネタバレとなるかもしれませんが、それでもいいという方はご覧ください。

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2015年11月13日金曜日

高杉クラス始まりました!!!


11月12日高槻シニア劇団高杉クラス

劇団初稽古です。13名の方が参加されました。12月半ばからもう1名様お見えになる予定です。

ワークショップに来られなかった方もいらっしゃるので、まずは、人間知恵の輪ゲーム。
演劇はコミュニケーション、交流の芸術です。言葉を使い意思を伝える、目で見る、身体に触れる、これらの事を演劇するときに忘れずにいましょう。


次に相手の動きを鏡になって真似しながら自己紹介。以下の3つについて述べていただきます。
1本名
2この劇団で呼んで欲しい名前
3どんな劇団にしたいかをのべます。


共通の思いは一緒に楽しい劇団にしたいという事でした。先生より何が楽しいかを皆ですり合わせていきましょうとアドバイスがありました。

さて、今日は劇団名を決めなくてはいけません。各自渡された紙に劇団名を書いて提出し、次に他人が書いた紙をもらい、見た劇団名を推薦し3人で議論します。
 匿名性が出てくると、シニアっぼい、古くさい、ピンとこない、温泉の宴会場で公演するみたい、本当はそんなにいいとも思わないけど、秋っぼい言葉が多いけど、人生の秋?温泉がワクワク?とか軽口がポンポン出てきます。


ワクワク、スニーカー、杉の子隊、⚪️⚪️ステージ、ステージ⚪️⚪️、13匹のねこ、レインボー劇団、小春日和、夕やけこやけ、夢組、夢の途中劇団、モミジ、劇団はに丸、同窓会みたい、赤トンボ、という候補がでました。
スニーカー、夢組、ワクワク、の3つがノミネートされます。スニーカーに言葉を加えて、夢色スニーカー、白いスニーカー、虹色スニーカー、銀色スニーカー、Waku Wakuスニーカー、すにーかー、と。


結局結論は来週に持ち越される事になりました。来週も今日と同じ306号室です。(土井)

2015年11月10日火曜日

ドラマの産声。

11月10日 恍惚一座
 
本日も新人さんの入団がありました。
 
同じく前作を見てやりたいとなられたとのこと。
 
嬉しい限りです。
 
というわけで、名前を覚えるゲームから。
 
三拍子のリズムにあわせて、自分の名前、相手の名前、一拍。
 
名前を呼ばれた人がまた同じことを繰り返して繋げていきます。
 
慣れてきたら右隣に移動。
 
呼ばれる名前が右の人にずれます。
 
名前を呼ぶときに視線をしっかり向けていることが重要になります。
 
ゆっくりで確実にできたところで、脚本をつくっていくために、物語を生み出すワークです。
 
設定は何かしらの店、キャラクターは店主、その配偶者、店員、お客。
 
即興で演じるとして、観客に伝えたい情報は店が傾いている、夫婦仲がよくない、店員は家庭に問題があるということ。
 
お客は外からの来訪者になるのでいろんな問題はここから浮き彫りになっていくと予想される。
 
つまりお客という役割が客観性であり、観客の目線ととても近い。
 
即興を始める前に、チームにわかれて配役と関係性などなどいろいろ話し合い。
 
以前に比べるとこの話し合いの質が向上している気がします。
 
誰かが一人だけをしゃべるということもなく、脱線することもありつつアイデアに足し算して話し合いが進んでいました。
 
まとまっていなくても時間で区切って休憩挟んでさっそく即興で演技をしていきます。
 
Aチームは寿司屋。
 
発表終わりでどうすれば店が傾いていることがもっと伝わるかを見ている側から意見出し。
 
山口さんからまとめでアドバイスが入り、チーム交代。
 
Bチームは酒屋さん。
 
今回は傾いているのがよくわかって、ではどうするか。
 
ドラマが生まれそうだという期待がどこからきたかが気になるところです。
 
短いインターバルでアドバイスをいかすための話し合いを挟んで再度挑戦。
 
作品を生み出すとともに、即興で演技することの特殊さということもありました。
 
即興でセリフの出やすい人、事前に準備があるとイキイキ演技できる人。
 
どちらがどうということなく、自分がどうかを知ることが大切ですかね。
 
こんな感じでしばらくはいろいろな設定でドラマの産声を待ちます。
 
 

2015年11月7日土曜日

高槻 新・シニア劇団説明会

 11月5日木曜日、高杉先生をお招きし、新しいシニア劇団の説明会を行いました。参加された皆様 、どうもありがとうございます。既にお申し込みされて、今日はご都合悪く参加出来なかった皆様もご心配なく、11月12日お待ち致しております。
 
 稽古初日の12日は劇団名を決めたり、こんな劇団にしたい、こんな作品を演りたいということをお聞きしますので、皆さんお心積もりをして来て下さいね。
 
 ワークショップの時のように、当面名札をつけますので、劇団内での呼名や、芸名もありましたら、お知らせいただけましたら幸いです。(土井)

2015年11月4日水曜日

とことん話し合う。

11月3日 恍惚一座
 
一ヶ月のお休み期間あけの初稽古です。
 
今日はラジオ体操だけをして、あとはすべて話し合いでした。
 
前回公演を見て入団したいという方も来られ、自己紹介から。
 
募集をしていたわけではありませんが、作品によって入団希望があったというのは、それだけ魅力的だったのだろうと自信がつきます。
 
話し合いも振り返りで作品を見られた方の感想を出しあったり、好評をいただいています。
 
振り返りは自分達のことについてになります。
 
配役についてや、作品にどうのぜんでいくかに。
 
楽しむのは自分達か、お客さまか。
 
そんなことを踏まえつつ、今後の作品の創作方法と配役の仕方、そしてスケジュールについて話していきました。
 
決定としてゴールデンウィーク前に練習発表会を開催します。
 
脚本を外注しないで、劇団内で作っていけないか。
 
書きたい人が書いてみる。
 
モチーフを決めて即興で演じてみる。
 
どんな方法があるか模索していきます。
 
引き続き来週に持ち越しです。