2015年10月3日土曜日

演劇ワークショップ シニア編 本格体験編 第1回目

101日高槻de演劇 初心者向けシニアワークショップ もっと深めよう~本格体験編 第1日目
 
本日は10名の参加でした。
まず、いくつかのコミュニケーションゲームを通して緊張をほぐす「アイスブレーク」
の時間です。
「やってみよう編」でも行いました、「人間知恵の輪ゲーム」で相手の状態、触れる熱を感じます。

「連想ゲーム」
連想ゲームですが連想しなくてもよく、「なんとか〇〇なんとか〇〇」のテンポを守る事を最重要事項とします。段々色々な負荷をかけ、難しくなります。同時に幾つかのタスクをこなす事の稽古です。失敗しても、楽しんでやりましょう。

その後、自己紹介を行いました。名前と演劇をやろうとした動機について、
相手の動きに合わせる「鏡」になりながら、自己紹介をします。よろしくお願いします、とお辞儀をしたくても、相手がお辞儀をしてくれないと、言葉と身体が合わなくて何か変な感じですね。


そして、配布された台本「さよならのかわりに」を2名ずつ前に出て読み合わせ。初めての文を読みつつ相手も意識する事は、難しいです。しかし、相手がある楽しみを感じます。
休憩の後、「こんにちわ」「こんにちわ」・・「さよなら」「さよなら」だけのやりとりをします。セリフがかぶる、笑いがおこる、ドラマが生まれる、こんなにシンプルな台詞ですが、メッセージ、間のあるなし、などで関係性や状況が生まれます。

2回目は先生より状況や関係の設定を頂きます。
全然知らない関係から、仲良しや恋人同士、嫌い、又、相手が殺人しているのを見た、
トイレを我慢している、などなど。台詞が少ないほど無限の可能性があります。

次のやり取りは少しだけ長くなります。
「おはよう」「おはよう」「今日の帰り、買い物付き合ってよ」「いや、今日はちょっと」「何かあるん?」「秘密

場所は何処なのか?二人の関係は?で、前と後のドラマが変わってきます。心とは逆の態度を装う事もあります。形から入ってお客に伝えようとしないで、感じたら必然的に体が反応する動きを大事にしましょう。


本格体験編第2日目、108日午後3時、また高槻現代劇場でお会いしましょう。(土井)