2015年10月11日日曜日

演劇ワークショップ シニア編 本格体験編 第2回目

108日高槻現代劇場 演劇ワークショップ シニア編
本格体験編第2回目 12名の参加でした。

今日もまず、人間知恵の輪から始まります。
知恵の輪を外そうと、言葉によるコミュニケーションが生まれます。
相手の状態を見る、身体に触れる、緊張がほぐれていきます。今回は繋がった二つの輪ができました。



続いてリズム知り取り
◯◯ぱんぱん◯◯ぱんぱん、とリズムを壊さないこと。目と身体の向きだけで次の方を指名しますが、ちゃんと相手に伝わりましたか?













初めての方三人のみ自己紹介をしました。
先週と同様、相手の鏡になり、自己紹介をします。



その後再び身体を動かします。手が鳴ったら静止、鳴ったら歩き出す、そこに色々な負荷がかかります。
例えば、膝から下は水。
例えば地面がゴキブリほいほい。例えば首の下まで水。


この様なごっこ遊びから、日常と演劇の境界線が生まれます。そうすると、感情が発生し、心が動きます。あえて、感情を発生させない方法もありますが。

「何やってるの?」ゲーム
何かしています。何やってるの?と聞かれて、やってる事と全く違うことを答えます。
動きの記号化はせず、 表現の脅迫観念に囚われないように。つまり客を過度に意識しないで、まずは意識を集中して動きましょう。



前回に引き続き、
こんにちわ、こんにちわ、さよなら、さよならのやりとりをします。
トイレに行きたいという、条件も付いています。



おはよう
おはよう
今日の帰り、買い物付き合ってよ
いや、今日はちょっと
何かあるん?

秘密

3
往復の台詞のやり取りです。間を取る、椅子を引いたり身体を使う、
耳打ちしたり、肩を叩いたりと接触する、
振り返って気持ちをととのえる、
体の向きをかえる、相手の顔を見ない、
反対に距離を縮めて見つめ合う、
などなど様々なパターンが生まれてきました。

本心を隠そうとする原理が働く場合もあります。2人の距離、台詞を相手のどの方向から言うかで、違った印象が生まれます。
たった三往復ですが、実にバラエティー豊かなドラマが生まれます。次回はもっと具体的なお話にしましょう、楽しみですね。

来週15日はお休みです。再来週21日、高槻現代劇場でお会いしましょう!(土井)