2015年3月3日火曜日

緊張と不安に減らすための無責任さ。

3月3日 恍惚一座
 
前回でそれぞれの課題が見えてきました。
 
改めて脚本創作にチャレンジです。
 
今日も2組が発表です。
 
事前の準備と即興力が話題に。
 
脚本を読んで演技プランを思い描くわけですが、実際の舞台でプランにこだわりすぎると相手の演技を無視してしまいます。
 
一人だけで演技するというのは嘘臭くなるということです。
 
以前にこのブログで書きましたがそよ風ペダルの筒井さんが語られた下手な役者の定義を再掲。
 
自分のやりたい演技と実際の演技が違うのが下手な役者。
 
なんだかこのことにも通じているように思いました。
 
事前の準備=やりたい演技で相手とのやりとり=実際の演技。
 
山口さんは事前の準備は準備として、舞台に立つときは忘れましょうと。
 
山口さんと発表者との対話の中で実際の演技をするにも緊張や不安があると。
 
ある種の大雑把さや無責任さが役立つのではないか。
 
発表のあとにフリートークでワークを。
 
旦那が若い女性と手を繋いでいたら浮気だと思う。
 
例えばこの質問で賛成反対にわかれてトークバトル。
 
相手の意見を変えるつもりで討論を。
 
論破するには相手の意見をしっかり聞いた方がいいというのは発見でした。
 
その後、立場を逆転して討論。
 
舞台で自分とは価値観の違う役柄も演じなければなりません。
 
立場を変えても同じくらいの盛り上がりで討論するにも、ある種の無責任さがいるのかもしれないですね。
 
もしかしたら、日々のストレスも少し大雑把になれば減るかもしれません。
 
演劇と日常は地続きなのかもしれませんね。