2015年2月24日火曜日

ご愛嬌と持ち味。

2月24日 そよ風ペダル
 
ダンスのフリが少しずつ増えていきます。
 
すでに前回のフリとは違うものが出てきています。
 
新しいダンスです。
 
ホワイトボードにフリをメモしまして、きっとやっている人にしかわからないメモでしょうね。
 
画像はそのメモとフリに苦辛するみなさん。
 
手の高さをそろってないのはご愛嬌。
 
これからの練習で少しずつ揃っていって、本番ではバッチリになります、きっと。
 
今日の脚本稽古はクライマックスからエピローグまで。
 
舞台の使い方にも関わるので決めていくのが難しいのですが。
 
再演なわけですが、二度目といってもいろいろ段取りを忘れていますね。
 
すべてのシーンをさらい終えました。
 
もはや通して稽古ができるということですね。
 
脚本は持ちながらなんですが、そよ風ペダルはどんな状況でも自然体でありのままでやりとりができますから。
 
これこそがそよ風ペダルの魅力であり、持ち味ですね。
 
これから、細かい工夫を入れて作品の質を上げていきましょう。
 
 
 

いろ、ストーリー、感情のバランスでドラマを語る。

2月24日 恍惚一座
 
ラジオ体操で体を動かしていますが、ストレッチやマッサージで体をケアしていきます。
 
役者さんは体が資本ですからね。
 
山口さんはマッサージが好きなこともあり、リラックスする方法を詳しくご存じです。
 
体に集中して、静かな濃密な時間が流れました。
 
ペアになって出鱈目でもいいので話していく。
 
聞いている方は話している途中に景色がしりたくなったら「いろ」、先の話を聞きたいなら「ストーリー」、気持ちを知りたいなら「感情」と声をかけていく。
 
声をかけられた方はそこを深めてい話していき、二人でドラマのある話にしていく。
 
人によって3つのうちで得手不得手があり、きっと演技や役作りでもそれは反映されていると予想されます。
 
できるだけ不得手なところを指摘していければ、案外に聞き手の方も難しい。
 
相手の話している内容が3つのどこにあたるのか、バランスをとるにはどう声かけすればいいか。
 
話を聞き入ってしまって声かけするの忘れてしまったり。
 
恋愛にまつわる話が多かったような、自ずと話が盛り上がりますね。
 
難し目のワークですが、とてもためになるものでした。
 
自分の不得手がわかった上で、脚本のペアになってワーク。
 
苦手なものが感情ならわざと感情を決めて読み合わせ、色なら場所や状況を話してみる、ストーリーなら話の盛り上がりはどこか変化するところはどこか分析する。
 
それぞれの課題が見えてきました。
 
 

2015年2月17日火曜日

全員であわせる。

2月17日 そよ風ペダル
 
発声の最後の声あわせが初の不合格(声が微妙にずれる)から稽古始まりです。
 
だとしてもへこたれず、というか逆にいい感じにリラックスしてダンス稽古のはじまりです!
 
まずは背の順に一列に並んでみてダンス始まりの並び位置を決めましてイントロからAメロまでの新たな振り付けを作っていきます。
 
さすがに二度目です。
 
少し心配していましたが、振り付けが変わっても体がダンスする状態を覚えてますね。
 
すんなりとダンスが決まっていきました。
 
まだ踊り始めですから、主なフリは行進で序ノ口です。
 
筒井さんからは足元見ないで、元気よく手をふって、楽しそうな表情でと。
 
以前のダンス稽古でもよく言われていました。
 
実は楽しく元気よく盛り上がっている雰囲気こそが一番大切だったりします。
 
脚本稽古もダンスを練習するシーンから始まります。
 
実際には踊れるのです。
 
そこをあえてできないようにおどらないといけないわけで。
 
できることを本当にできないように演技するのって案外に難しいですね。
 
なにが原因で踊れないのかを決めないといけないかもしれません。
 
そして、もうひとつ気を付けることとしてみんなで同じセリフを言うこと。
 
えーっと驚いたり不満を全員で言うのを、呼吸をあわせて思いっきり言う。
 
踊ることや自分のセリフに集中しすぎて、みんなでシーンを作っていることを忘れない。
 
細かな工夫が仕掛けられていっています。
 
 
 
 

2015年2月15日日曜日

声をあわせて届かせる。

2月10日 そよ風ペダル
 
そよ風ペダルはこれまでに作品の発表を3回してきました。
 
高槻現代劇場で活動していますが、ホールなどの劇場空間で演じたことはありません。
 
集会室という天井の低い広い部屋に機材をいろいろ建て込んでという仮説舞台で公演をしています。
 
というわけではじめての舞台空間での演技。
 
しかもいつもの広さの4倍で、しっかり発声をしなきゃなりません。
 
前回の画像ボール運動に続き今日は発声の画像です。
 
円陣を組んで大きい声ではなく自分の出しやすい通る声をさぐっています。
 
毎回の発声の最期はみんなで一声合わせます。
 
これがピタッと揃うととても気持ちいいです。
 
脚本稽古は前回からの続きで。
 
数少ない男性だけのしんみりしたシーン、動きのあるにぎやかなシーン、全員総出の会話の込み入ったシーン。
 
そしていよいよダンスのシーンが始まりそうというところで今日の稽古は終了時間となりました。
 
来週からは待ちに待った?ダンス練習のはじまりです!

2015年2月10日火曜日

セリフを介して敬意をはらう。

2月10日 恍惚一座
 
ラジオ体操から稽古は始まりますが、なぜだかマッサージ大会に。
 
手のひらや頭や肩やらを緩めていきます。
 
ワーク以上の集中力で稽古場の空気がしまっていきます。
 
集中力が高まったところで脚本稽古。
 
みなさん先週録音した音源で家で予習されてきています。
 
すでに脚本を離して立ち稽古 に入っています。
 
新人警察官とか、意地悪警察官とか、ここは冷静で、ここでヒートアップとみなさん事前にいろいろ考えてこられたのがよくわかります。
 
やはりセリフ覚えが大変だったようです。
 
セリフを変えることの可否が話題に上りました。
 
これは敬意の話のようです。
 
脚本家や演出家や相手の役者に対しての敬意。
 
これは間違えずそのまま覚えていたらいいというだけでもありません。
 
その通りのセリフでも意味やニュアンスが変わってしまうのも問題です。
 
脚本を介して対話と信頼を生み出すということでしょう。
 
2組の発表のあと山口さんからそれぞれの役者さんに演技課題が与えられました。
 
全体としてはインプロのペーパーズというワークの応用をおこないました。
 
20代の自分に言いたいことと相手にとって無価値なものを買わせる売り文句をセリフで紙に書きます。
 
二種類の紙をそれぞれ椅子の上にまとめて置いておき、みんなに演説するみたいに喋りだし途中で紙をひいて、すぐにそこに書いてあるセリフを口にする。
 
普段のおしゃべりをしている感覚と地続きでセリフをしゃべってみる。
 
人の考えた言葉なので自分のおしゃべりとその科白の會田には飛躍があります。
 
その飛躍を平然と繋げられれば、そこにおかしみが生まれてきます。
 
繋げるためにはそのセリフを受け入れる必要があります。
 
それはそのセリフを書いた人に敬意を払うということかもしれません。
 
セリフ覚えてとともに、普段のおしゃべりと同じ感覚でセリフを口にできるようになれるといいですね。

2015年2月3日火曜日

基礎になる土台をつくる。

2月3日 そよ風ペダル
 
節分ですね。
 
立春であり、旧暦ならば新年てことですね。
 
先週までの稽古では通しで作品の全体像をつかんできました。
 
今日からはいよいよシーンを区切りながら創作していきます。
 
気持ちも一新して稽古にのぞんでいきます。
 
とはいえ、まずは稽古前の準備として体をあたためます。
 
積み重ねとして発声と準備運動はかかせません。
 
画像はその模様です。
 
準備運動ではストレッチボールを使っています。
 
再三といっておりますが、今回はダンスを踊りますからね。
 
いわば体力作りです。
 
脚本は細かくシーンを稽古。
 
脚本を持ちながらなので、どちらかというと演出というより段取りを決めていくという感じで。
 
特にシーンとシーンの切り替え方をメインに。
 
だいたい作品の3分の1まで進んだところです。
 
来週も引き続きシーンを作っていきましょう。

遺失物は返してもらえるか。

2月3日  恍惚一座
 
先週末から山口さんのコーディネートで京都で四人の講師によるワークショップが開講されています。
 
まずは京都のシニア劇団銀宴にて代講でお世話になった高杉さんのワークがおこなわれたわけですが、今日の恍惚一座の稽古はそこでおこなわれたワークから。
 
連想ゲームとマルチタスクについてのワークです。
 
詳しい解説は以前に京都のシニア劇団のブログに書いておりますので、そちらに譲ります。
 
ご興味のある方は下記のURLよりご覧ください。
 
 
連想ゲームについて。
 
 
 
マルチタスクについて。
 
 
 
どうであれやってみて、高杉さんのワークショップの時よりうまくいったのではないかというお褒めの言葉を。
 
きっとチームができているからだろうと、リラックスしてみんなでチャレンジしていける場というのは、とても得難いものです。
 
そして、脚本ワークはついに山口作品に挑戦です。
 
ラジオドラマとして書き下ろした3分ほどの作品。
 
警察署に落とし物が届いていないかと訪れた人と警察官の物語。
 
お父さんを落としました。
 
では、お父さんの特徴を教えてください。
 
え、特徴?
 
というようなお話です。
 
なんだか今日の稽古は脱線が多かったような。
 
曰く私も、警察でこんなことがあったと。
 
配役やペアは本公演のことも見据えながらということから、どんな作品になるのかの話を。
 
先日、山口さんと脚本の伊地知さんと私で脚本についての話し合いをしたもので。
 
いまここでストーリーをしゃべりたくなるくらい面白くなりそうな予感がしています。
 
それゆえ、作品の内容をしゃべる時間が長くなってしまいました。
 
今日のところはみんなで何度か読みあわせを。
 
各ペアで録音をしまして、それを聞きながら次回までにできるだけセリフを覚えてこようと。
 
3月までこの脚本を使っていきます。
 
それぞれの人にあわせて演技の課題をみつけ解消していきましょう。