2013年12月4日水曜日

積み上げるイメージ。

12月3日 恍惚一座

朗読ワークの二回目です。
その前に二つほどゲームを。

3拍で名前をまわすゲームを。
1拍目で自分の名前、2拍目は誰かの名前、3拍目は手拍子で呼ばれた人がまたリズムにのってまわしていく。
これが馴染んできたら立ち位置を横に移動。
そこに立っていた人の名前が自分の名前になる。
自分の名前じゃなくなるので難しさが増します。

頭文字ゲーム。
最初の文字を与えられて、45秒で思いつく限りの言葉を言っていく。
「あ」の文字が与えられて、「赤」「秋」「雨」…などなどペアになって何個言えるか競います。
発想力が鍛えられそうですね。

ゲームで場が和んだところで朗読ワーク。
時間の都合で今日は三作品。
百田尚樹 作「モンスター」。
ウィリアム・ウィスナー 作「しごとをとりかえたおやじさん」。
川上弘美 作「センセイの鞄」。
読み手が選んできたわけですが、なんだか納得の選択だなと感心しました。
朗読ワークのテーマとして読点ごとに話を終わらせるのでく、前に進めていく。
横に並べていくのではなく、上に積み上げるイメージ。
技術的に上に積み上げるということがどういうことなのかはさておいて。
みなさんの中に朗読というのは淡々と読み進めるものだというイメージがあるらしく。
そのイメージはどこから来たのだろうと不思議に思いました。
積み重ねるとは何でしょう。
答えはこれからみんなで見つけていきましょう。

もう一つ並行してインボケーションというワークを始めました。
日本語に訳すと祈願。
詳しいワークの説明は理由があって来週にまわすとして。
確かに祈りのような不思議な感覚をやっている方も見ている方も得ました。
じんわりと心が温もりました。