2013年3月6日水曜日

イメージを広げていく。

3月5日 山口クラス

ラジオ体操、発声をして以前やったプレゼントのワーク。
円陣で誰かが隣の人にプレゼントを渡します。
もらった人が何をもらったか決める。
それを横に渡して形、重さ、手触り、温度などのコメントをして見えない何かを具体的にイメージして作り上げる。
どんどん作り上げられていく流れを受け止めたコメントをしたり、
敢えて別の視点から発想してコメントをしたり。
発想を飛躍させるために、何をもらったかわからないままイメージを作り上げ最後の人が何をもらったのか決めるというのも試しました。
一手一手の積み重ねでイメージを広げていくこと、
見えない何かをイメージするときの視点の多様性、
持っているそのものを表現する身体性、
このワークでやれることはたくさんありそうです。
引き続き発想力ということで、一人ずつがワンセンテンスで話を作っていくワークをしました。
山口クラスのワークは物語の構造や言葉からのイメージに対する感性にも重点が置かれている気がします。

公演に向けての準備が始まっています。
今日は山口さんが脚本を三冊持ってこられました。
シーンを抜粋してみんなで読んだ後、
山口さんがそれぞれの作品の内容と魅力について語られました。
三作品を選んだ共通の理由は演じる側が楽しいだけでなく
観た人に対してわかりやすく面白いと思ってもらえること。
納得の三冊なのですが、若い人が好んで元気よく演じられることの多い作品で。
それをシニアが演じるというギャップの面白み。
次回はこの中の一冊を全部読み合わせてみようということになりました。
なんだかワクワクしています。