2012年9月26日水曜日

置いてけぼりにしない。

8月25日(火)
今日からの稽古場は本番と同じ402号室。
床にしるしをつけて本番と同じ広さ、同じ位置で稽古をします。
空間の中での自分の立ち位置もわかってくるという寸法です。
本番と同じ景色、同じ声の響き、同じ皮膚感覚。
あとはお客様という存在をいれること。
これが一番大きく作品に影響するのですが。
今日の稽古では声の出し方についての指摘がありました。
とても高度な話で私もしっかりとは理解できていないのですが、
お客さまに届きやすい声とはどんなものかというのを
筒井さんがデモンストレーションを交えて説明されます。
声の高低や大小をつけて振れ幅を大きくすると
聞いていて声に振り回されている感じで意味がとりにくくなる。
声の事もそうですが演技的なことで、お客様に伝えるための助言が筒井さんからありました。
印象的な言葉として「お客さんを置いてけぼりにしない」。
舞台上での相手とのやりとりを丁寧に創作していたところから、
これをどうやって舞台を越えて観ている方に届けるか。
試演会に向けて質が向上していきます。

2012年9月19日水曜日

脚本完成!

9月18日
そよ風ペダル 試演会に向けて着々と稽古が進んでいます。
そして、脚本も終わりまで書きあがりました。
ここから稽古の様子を見ながら変更があるかもしれませんが、ひとまず完成です!
今日は最後のシーンを稽古した後に初めから最後まで通しました。
そして、プロンプ(セリフが詰まった時に横からセリフ言うこと)を入れて
脚本を離しての稽古となりました。
みなさんセリフが入ってきているみたいです。
思い出しながらしゃべったりしないように、もうひと踏ん張りといったところでしょうか。
細かな工夫や、やりとりに慣れるためには、繰り返しの稽古しかないのでしょう。
稽古開始前にセリフ合わせをしたり、そのセリフに含まれる気持ちや意味合いについて出演者同士で話し合うといった、
みなさん自発的な動きや努力が見受けられます。
残り時間も限られてきました。
稽古日を増やせないかという話もみなさんから出ています。
時間を有効に使って、高いやる気と集中力でユーモアに富んだ良い作品を創りましょう。

2012年9月12日水曜日

試演会を行なう部屋での練習

今日は、10月に試演会を行なう部屋を使って、練習を行いました。

台本の続きができてきたので、早速それを使っての練習が行なわれます。本番が行なわれるのと同じ場所の利点を活かして、実際に使う椅子や実際の場所に道具をおいての練習となります。台本は次週完成予定です(たぶん)。公演まで時間も迫ってきましたので、引き締まった練習となっています。
写真は稽古風景です。「えっ、ここでするの?」そして「これがお芝居?」のように感じるかもしれませんが、ここで演劇します。そしてこれは演劇のワンシーンです。
さあ、どんな演劇に仕上がってくるか、公演本番をお楽しみに。