2012年7月29日日曜日

試演会、タイトル発表!


7月24日
この日も体操からスタートです。身体の伸縮から、床に手をつく前屈、身体を横に伸ばしたり。ダメな例を出しながら、ゆっくりと呼吸をしつつ、丁寧におこなっていきます。肩を床に落としていく。両手を前に、肋骨を折りたたむ体操。手を後ろに伸ばしす運動。手、肘、肩、肋骨、順番に回していく。その後、大きく手を回し腰を動かす。右足を棒にして、腰と足の付け根を回す。手を腰にあてて、左右に動く、身体の芯は同じ軸。背伸び。背伸び、リラックス。その後発声練習。顎をあげすぎず、下げすぎず。ゆっくり息を吸って、その後吐く。S音が出るように。その後Z音。一気に息を吸って、Z音、頭蓋骨を震わせる。ハミングから「あー」の音。喉が楽な場所を探しましょう。「あー」と発声しながら、喉が楽な場所を見つけて、基本姿勢に戻す。単音で大きく「あ、あ」。怒鳴らないように気をつける。

その後、二人一組になりました。一方が声を出し、一方が声を受け止めます。2人は片手を重ね合わせいて(手相撲の片方バージョンのような形)、声を受ける側は、相手が声を出し始めたら相手の手を思いっきり押します。そうすると、自然と声を出す人が、相手の力に負けないように踏ん張るので、お腹に自然と力が入り、その結果自然と声が大きくなる。そういったおもしろい発声方法を試しました。

そして最後は、全員で一緒に「あ」と発声です。怒鳴らないように、全員が同時に「あ」と言えるように。いつ合図があるか、わからないので、皆さんドキドキハラハラしながら、神経を研ぎすまします。
このような事前のワークの後、本公演で上演する作品のタイトル発表がありました。タイトルは、
「モロモロウロウロ」
この作品は、試演会を10月に行ないます。一度、一般のお客さんの前で、どれくらい完成に向かっているか、どういった創作を行なっているかを見てもらうための、試演会を行ないます。その際は、「モロモロウロウロ(試)」というタイトルで上演される予定ですが、これがどういった作品になるかはもう少しお待ち下さい。
さて、今回講師の筒井さんからあった指示で、作品の内容に関わるだろう箇所を、少し紹介します。
「セリフは硬めに書いています。口語ではない、台本はベースである、意味さえ変わらなければ、どんな風に話してもらっても構わない。自分が日頃使っているイントネーションで話してください。」
「バトン回すようにいく部分は、書かれた通りで問題ないが、自分のセリフに関しては、自分の言い方を探すようにして欲しいです」
セリフと自分自身との距離、そしてバトンを回すように流れていくセリフ。モロモロウロウロの試演会、ご期待下さい!!