2012年6月5日火曜日

劇団名を分析する。

今日は高槻シニアの稽古です。
まずは体操します。こっそり横で私もやりましたが、いろんな関節が伸びてるし、普段は動かさないところを刺激するのでとても気持ちいいのです。みなさんもこの体操を続けていけば体の感覚が変わっていくのではないでしょうか。


体操を終え発声です。呼吸からS音、Z音と進め今日は歩きながらZ音を発生することに挑戦します。舞台上では動きながら声を出すことが必要になってきます。動きながらも自分の声に意識を持ちつつ、しかし自分の体の感覚や姿勢にも意識を向けておく。また、空間の中で自分がどこにいて、周りがどう動いているかも感じておく。このことが舞台に立った時とても役立ちます。


休憩をはさんで先週候補を出した劇団名を決める話し合いをしました。直接どれがいいという話し合いに入る前に、筒井さんから自分の好きな団体の名前(その団体が好きということでなく、名前として印象に残ったり好感が持てる名前)を出してくださいという提案がされます。みなさん考えながら十数個の団体名が出されました。
では、その団体名が全く自分が知らない劇団の名前だと想像して、チラシなどでその名前を見たときどんな印象を受けるか考えていきます。そうやって名前というものの機能を分析して受ける印象の特徴ごとに種類別にわける作業をしました。その上で自分たちが候補で出した劇団名もその種類の中に当てはめていきその名前がどんな印象を与えるのか分析し、みんなで共有したうえで絞り込みの多数決をします。
ぼんやりとしていた劇団名というものがなんだか身近になったような気がします。普通に多数決で決めるよりも思い入れを込めやすいのではないかと感じます。
時間がなくなり、また思い入れを強くしたぶん、一つに絞り込むのが難しくなったため最終的決定は筒井さんに委ねられ、劇団名の決定は次週に持ち越しとなりました。
はたしてどんな劇団名になるのでしょう。楽しみです。