2012年3月17日土曜日

勇気を持って、ただいる。


スキルアップ講座4回目。
ゲームから始まります。あだ名、名前とやって、今回はさらにあだ名と名前のどちらを呼んでもいいルールで行いました。
人数はそのままでも呼ばれ方が二倍に増えているのでその分複雑になります。
発声も姿勢をただし、呼吸から、ハミング、声を出すと段階的に。
おなかから声を出す、鼻から息を吸う、息の吐き切り方など、丁寧に行いました。

今日の即興は四人組で。みなさん宿題をこなして台詞を覚えてきたので手や身体を自由に動かせます。ということで、台詞にとらわれず、動きについてのワークを目指して、何かを探している人達という状況設定が与えられました。まず、四人組チームで何を探しているのか、四人がどういう役割、立場でどんな人間関係なのか話し合い発表です。

一チームは鍵を探すことを重視して作られた即興。
もう一チームはお葬式に親の愛人が来て子供兄弟と愛人が遺書を探すという人間関係重視の即興。筒井さんからそれぞれのチームに椅子の配置の指定や関係性を決めてみてはという提案がされました。
それをもとにもう一度話し合って発表。





先ほどよりも作品に動きが出始め鍵がみつかった瞬間に同時にセリフが出てくる一体感が生まれたり、創作が進んだ印象を受けました。




総評として筒井さんから体が自由になると何かしなければという思いから、セリフに頼ってしまって余計に喋りすぎてしまうことがある。ただ立っているだけでも伝わるものはあるし、セリフではなく体や動きでやり取りを作り話の道筋を作ることはできる。脚本も離れて、そんなことも含めながらワークは進んでいきます。