2011年12月14日水曜日

脚本を読んでみる。


茜さんワークショップ二回目です。
前回からの引き続きでゲームのようなワークから始まります。
呼びかけとタッチのゲームと
リズムにのってポーズを渡していくゲーム。
ゲームの始まりでは「どんなゲームやったっけ?」と
みなさんできるかしらという雰囲気でしたが
すこしやるとみなさん先週の感じを思い出し
格段に腕を上げているように感じました。
どちらのゲームに関してもですが
先週に比べ確実にゲームのテンポが上がっています。
こういうみんなで円陣を組んでルールに則って
タッチなりポーズなりを渡し受け止めるゲームというのは
集中した身体性というものを無意識のうちに要求してきます。
それは少し武道家の立ち居振る舞いにも
通じるものがあるのではないかと思うのですが。
なんにせよ、その身体感覚を明確に意識して
その感覚を持ちつつ舞台に立つのは
演技の幅を広げるのに役立つのは確かです。

 

 

今日は脚本が二種類用意されました。
ひとつはモノローグ(独白)を取り扱ったもの。
もうひとつはダイアローグ(対話)を取り扱ったもの。
みなさんの希望を聞いてチームに別れ
脚本を読み合わせてみることと
みんなの前で脚本を声に出してみることを体験しました。
初見ではあるのですが
みなさんの声の魅力というのか
その人の持ち味というのか
物語への感度のよさというのか
ただ脚本を読んでいるだけなのですが
みなさんのびのびと堂々とされていて印象的でした。










最後に山口さんから今後のワークの進め方について相談がありました。
今日のような感じで毎回小さなワークを積み重ねて楽しむか
最後に向けてみんなでひとつのもの作って楽しむか。
楽しむことは間違いなくで、チームで別れると待ち時間がありそうだということで
みんなでひとつの作品を作ることに決まりました。
というわけで、山口さんによる全体の写真撮影が始まり
みなさんに喪服をお持ちかの問いかけがありました。
すでに山口さんの頭の中には次なる企みがあるようです。
「このみなさんだとコメディって感じですよね」と撮影をしながら山口さん。
さて、どんな風に企みは動き始めるのでしょうか。