2017年6月27日火曜日

追加シーンを検証する。

6月27日 恍惚一座 担当:梶川

脚本の書き直し作業をしています。
疑似家族たちのシーンとそれ以外のキャラクターのシーンが配られました。
疑似家族ですから役割を変えることもできます。
というわけで独白メインだったおばあちゃんもいての長女が妻に、妻が犬に、次女が娘に役割を変えた疑似家族の日常シーンの脚本が届きました。
読み合わせをして立ち稽古へ。
動きを加えていって舞台として立ち上げていきます。
本番用のシーンとしてつかえそうですが、果たしてどういうつながりで入れ込むか。
妻が犬になるのは作品後半だが、そもそもおばあちゃんは家にいないはずだし。
要検討です。

後半は疑似家族以外のシーンの稽古。
疑似家族ということについて議論します。
「想像してみてください。ここにいる6人で家族になること」
みたいな台詞で始まります。
他人と家族になることについて。
それぞれの役柄が疑似家族をやることに対してどんな立場にいるかを整理します。
立ち稽古すると台詞の弱いところが見えてきたり、より面白いアイデアが思いつきます。
こちらも使えそうですが、疑似家族だということがバレてからとしてどう入れ込むか。
要検討。
言いつつ来週には書き直し脚本がというできあがる予定。
追加シーンが面白くて期待が高まります。

2017年6月23日金曜日

時を駆け、感情を引き継ぐ

6月22日 WakuWaku 担当 土井
ウォーミングアップは「名前鬼」。スローモーションで逃げながら、タッチされる前になるべく遠くにいる誰かの名前を呼びます。急に鬼が変わり、混乱が起きます。
感情が高まっても、全身スローモーションで動くこと。自分の身体を自分でコントロールし、過ぎて行く感情を捕まえる訓練です。


発声練習では手の平から空気を取り込むイメージを。「気」を感じ、手の平が反応し、暖かくなったりムズムズしたり。

台本は11頁から14頁間に台詞の改訂があり、変更箇所の説明と読み合わせをしました。

立ち稽古は、 四場、栞と遠藤の絡みから始り、六場の後半、遠藤に連れられた亜希の登場までを。

四場の遠藤の登場は何かの前兆を感じさせます。
栞と貞子、相手と会話をしたいか、したくないかは、身体の向きでわかります。
飲み食いしながら台詞を言うというマルチタスクも登場しました。
1975年の背後で2017年の空気が通り過ぎる、ここは思い切って気分の転換を図りましょうか。

貞子や好美は居ながらにして、18歳と60歳を行き来するのですが、芝居を切り替える必要はありません。モヤモヤした心の感じがそのまま引き継がれているのです。
貞子は栞と、好美は亜希との嘗てのやり取りを回想し、なかなか眠れません。
この、「もやっとした」空気から、六場は活き活きした空気に転じ、そしてクライマックスへと繋がります。



立ち位置が前に決めたものと違っている場合が、いくつか見受けられます。これからどんどん変更はあると思いますが、決められた事を守った上で、具合が悪ければ変更としたいのです。来週は久しぶりに306号室(11時半からです!)で稽古、テーブルの形が全く変わります。きっと立ち位置や動きも変わってくるような気がします。きっちりチェックよろしくです。






2017年6月20日火曜日

あけすけな話題。

6月20日 そよ風ペダル 担当:梶川

脚本の執筆が進みまして、追加ページは12ページとなりました。
えらくあけすけな話題をするシーンとなりました。
読合せをしながらもみなさんの中から笑いがもれて、台詞を言うべき人もついつい笑ってしまいやり取りが止まってしまうということもありました。
内容は本番まで伏せておくとして、現在のページ数が50ページ。
通しをしてみてここまで30~40分程度でした。
もうすぐ半分というところでしょうか。
演技の仕上がりは筒井さん曰く上出来とのこと。
あとは以前にもブログに書いたセリフになくても相槌などの反応をして賑やかにしていくこと。
そして一番は現状でのセリフやりとりはうまくいっていますが、それは脚本を持った上でのこと。
脚本を外しても同じようなテンポでのやり取りをしなくてはならないわけで。
先週のブログと同じ結論ですが。
つまりは台詞を覚えようということなのです。

凱旋に向けてのスタート。

6月20日 恍惚一座 担当:梶川

福岡公演、いろいろありましたが一応終わりました。
わかりやすいトラブルに巻き込まれ、故に一致団結して本番に臨んでいきました。
劇団員のみなさんの底力によって最大限のパフォーマンスになったと思います。

今日の稽古はそんな振り返りから改めて脚本で気になること、演技していて納得いかなかったこと、そこから凱旋公演に向けての段取りを話し合いました。

60分という制限がなくなります。
ということで脚本の書き直しとなります。
一番のポイントはラスト。
やはり上演時間のことなどで唐突に終わりを迎えた感じがあります。
また疑似家族を扱っているわけで、その扱いをもう少し考えねばと。
例えば一人暮らしのおばあちゃんの家に知らない人が増えたら隣近所やお巡りさんが気づくのではないかと。
残り30分で脚本書き直しのために、山口さんからお題を出されての即興。
来週再来週で書き直し脚本が届くはず。
短期間ですが間に合うでしょか、山口さん。

2017年6月16日金曜日

関係性から見えてくるもの

6月15日 WakuWaku 担当 土井
ウォーミングアップは「ビンバンボイーン」、身体と気持ちを解放させます。誰を指しているか、しっかりとアイコンタクトを。

発声練習では、「自分の後ろに声をかける」という事を試みました。
舞台にしっかりと「立つ」事が大切です。足から空気を吸い上げ、まるで樹木のように立ちましょう。

台本です。先週は立ち稽古で全部を通しました。今月は全体像を掴み、空気感を共有する事を目標にします。
もちろん、細かく内面を作る事も大切ですが、今は大きな輪郭を掴みたいと思います。

一場、42年ぶりに寮に訪れた縁子と、用務員の田所の会話。
田所の陽気さは縁子の寮への思い入れからくる暗さに関わらず、同様に縁子は、田所の軽い調子には付き合いません。温度差のある二人のやり取りです。



二場は、亜希と竜二、竜二と好美、竜二と縁子、貞子と菊江、と絡みがどんどん変わっていく場面です。
関係性は、様々です。


片方に相手への強い好意がある場合、お互いに愛着を持たない場合、相手を威嚇する場合、そして初対面で年齢差があり、微妙な立ち位置を持って接する場合。
高校生を演じる事は難しい事ですが、高校生の「甘っちょろい考え方」や、「若気の至り」を垣間見ることが出来ればいいのかと思います。
三場は、ガラッと空気が変わり、「おばちゃんの会話」がテンポよく続きます。しかも何か手仕事をしながら喋るというマルチタスクを使う場面です。その中で1人が自分の内側に台詞を入れていくようなところが初めから見え、他の2人も徐々にそのベクトルに変化していきます。



今日はここまで。来週は四場から始まります。ある場面は台詞が改訂される予定です。
少しずつ関係性の中から其々の性格が見えてきたような気がします。





2017年6月13日火曜日

セリフ、テンポ、動き、にこやかさ→マルチタスク。

6月13日 そよ風ペダル 担当:梶川

今日の稽古では動きやテンポについて考察しました。
例えば穴の中にいる人に全員で手を差し伸べますが、そのテンポをどうするか。
手を差し伸べる途中で次のセリフが出た方が良い時もあれば、出し切ってからセリフが良い時もあります。
しかもそれは前のセリフがどう連なってくるかにも影響されるような気がして、そのタイミングは絶妙に変化していくように感じます。
同様にその後全員が穴の中に入りますが、ここにも絶妙なテンポとタイミング求められる予感がします。
会話のやり取りがメインに据えられた作品に見受けられますが、だからこそちょっとした動きが大切になってきます。
手を差し出すとして、その差し出し方、全員で差し出すのであれば、その手の動きはシンクロするのか、微妙なズレをあえて入れてリアルな反応とするのか。
こだわりは尽きません。
一番苦戦していたのはにこやかさのキープ。
セリフのユーモアさを醸し出すために表情を常ににこやかにしておくというオーダーが筒井さんから出されています。
しかし前述の動きやテンポのことに集中するため、ついついにこやかさのキープが疎かになり真面目な表情になってしまいます。
つまり同時にセリフ、テンポ、動き、にこやかさといった複数のことを並列処理していかなければなりません。
横文字で言うならマルチタスクということ。
日常でも人の話を聞きながら料理をしながら次の家事の段取りを考えるといったように同時進行でいろいろなことをこなしています。
できないはずはないのですが、改めてのマルチタスクは苦戦を強いられます。
もしかするとセリフや動きを日常レベルで扱えるようにすることが先決なのかもしれません。
つまりはセリフを覚えようということなのですが。
はい、脚本は執筆途中ですが、すでに書き上がっているところに関してセリフ覚え開始です。

2017年6月9日金曜日

輪郭を掴む

6月8日 WakuWaku 担当 土井
「立って座る」ゲームでウォーミングアップを。すんなりと成功。人の気配を読めるようになってきたという事でしょうか。

発声の後は、最初から通しで立ち稽古を。時間内で全部を通す事が出来ました。全体像、輪郭を掴めたでしょうか?読むだけではよくわからなかった空気感、時間が行き来する感じが、見ていてよくわかりました。
袖から登場し、部屋に入って来るまでの、「架空の壁」の後ろでの芝居が多いことにも気が付きました。
205号室の机や椅子は大きくて重いので、動きにくかったかもしれません。

42年という、隔たりのある時間が行き来しますが、心は引き継いでいきます。その時の気持を残したままで、どちらの時代かは台詞で分かればいいのです。時間の隔たりが気にならないで、一本の芝居として見えてくる気がします。


多くの人が登場している場面では、台詞を当てる先をしっかり把握し、今日の立ち位置を確認しておいてください。で、変更があればどんどん対応しましょう。座り方にもバリエーションがあります。自分だけでなく後ろに座る人が見える事も考えます。
それにしても、初めての立ち稽古ながら、栞と浩子の絡み、迫力がありました!