3月12日 13:00-17:00 富田ふれあい文化センター プレイルーム 担当:渡辺
数ヶ月ぶりにうかがいました、千年団。
前は百人一首で遊んでるくらいのときで、まだまったく全貌が見えていませんでしたが、今日は120ページほどの台本を用いての練習だったので、だいぶ空気が違った。
台本持ちながらではありますが、みんな結構セリフが入っています。
細かい読解、演技の機微にも踏み込んでいる状態。だいぶドラマを堪能させてもらいました。
今回の脚本では今まで以上にストレートに人間関係(あるいは様々な距離感)が中心的に扱われている感があります。人と人との近さや遠さ、近くあろうとする人、遠近感が周りとズレてる人云々…といった様な。
本日は「このセリフは立ってから言う」、「このときはまだ座ってて」といった、立ち/座りの指示が多かったのですが、「関係の表現」に際しては、立っているか座っているか、という要因が大きいのかもしれません。
「立って相手より上の立場にいようとする」とか「どっしりと座って余裕があることを演出する」とか、「すぐに動き出せるようにフットワークを軽くしておく」、「もう立ち去りますよ、というアピールをするためにひとまず立ち上がる」云々と…色々な理由の立つ/座るがありそうです。
そういえば「座る」「腰を下ろす」「腰かける」「席につく」などは、動作としては同じでもそのニュアンスが違う感じがしますね。演技はさらに、もっと細かく表現しわけることができるのだろうか。